ミール・コアモジュール
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ミール・コアモジュール(ロシア語: Мир)、DOS-7はソ連、後のロシアのミール宇宙ステーションの最初のモジュール。単にミールとも呼ぶが、一般的にはコアモジュールやベースブロックと呼ばれる。1986年の2月20日にバイコヌール宇宙基地200番射点からプロトンKで打ち上げられ、2001年まで地球低軌道に存在した[1][2]。設計はサリュート6号やサリュート7号と多くの類似点があるが、モジュール前方のマルチドッキングノードという革命的な追加点があった。これに加え、船尾方向にもドッキングポートがあり、5台のモジュールが直接コアモジュールに接続することが可能で、これによってステーションの能力を飛躍的に伸ばすことが可能であった[2] 。なお、最終的にクバント1 (1987)、クバント2 (1989)、クリスタル (1990)、スペクトル (1995)、プリローダ (1996)の5台が常設でドッキングしていた。
- ^ a b c “The Final Days of Mir”. The Aerospace Corporation. 2009年8月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年4月16日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l David Portree (1995年). “Mir Hardware Heritage” (PDF). 2009年8月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年1月15日閲覧。
- ^ “Mir Space Station Reentry Page”. Space Online. 2007年6月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年4月16日閲覧。
- 1 ミール・コアモジュールとは
- 2 ミール・コアモジュールの概要
- 3 断面図
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