マチュポウイルスとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 生物 > 生物 > ウイルス > マチュポウイルスの意味・解説 

マチュポウイルス

(Machupo virus から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/19 15:58 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

マチュポウイルス(Machupo virus) はアレナウイルス科に属するウイルスで、ボリビア出血熱の病原体[1]

日本ではJunin virus、Machupo virus、Guanarito virus、Sabia virusによって引き起こされる、アルゼンチン出血熱、ボリビア出血熱、ベネズエラ出血熱、ブラジル出血熱を総称して南米出血熱と呼ばれている。自然宿主のCalomys callosusはボリビア北部からパラグアイまで分布しているが、患者はボリビア北部に限局している。1959年から1964年のアウトブレイク以後はほぼ患者は報告されていなかったが、2006年より患者数が増加している。致死率は25%-35%と報告されている。マチュポウイルスは、1959年に分離された。米国ではBSL4でのみの使用に限られているカテゴリーA病原体で、研究はほとんどなされていない。

出典

参考文献

  • 厚生労働省-南米出血熱
  • Epidemiology and pathogenesis of Bolivian hemorrhagic fever.Patterson M, Grant A, Paessler S. Curr Opin Virol. 2014 Apr;5:82-90




マチュポウイルスと同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「マチュポウイルス」の関連用語

マチュポウイルスのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



マチュポウイルスのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのマチュポウイルス (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS