LTLファーマとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > LTLファーマの意味・解説 

LTLファーマ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/27 14:02 UTC 版)

LTLファーマ株式会社
本社のある日土地西新宿ビル(左前方の建物)
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本
160-0023
東京都新宿区西新宿6-10-1
日土地西新宿ビル13階
設立 2016年8月
業種 医薬品
法人番号 6010401126445
事業内容 医療用医薬品の製造・販売および輸出入
代表者 伊藤 哲郎(代表取締役社長)
資本金 36億5,000万円
従業員数 60名
主要株主 日本長期収載品機構株式会社
外部リンク https://www.ltl-pharma.com/
テンプレートを表示

LTLファーマ株式会社(エルティエルファーマ)は東京都新宿区に本社を置く日本製薬会社である。

概要

当社はユニゾン・キャピタル・グループによって設立された日本長期収載品機構株式会社(にほんちょうきしゅうさいひんきこう)の子会社として設立され、アステラス製薬から医療用医薬品の承継を受けて事業を開始した。

長期にわたって薬価収載され、多くの医療機関で処方されてきた先発医薬品の長期収載品に特化しており、同社では「ロングライフ医薬品」と呼称している。

その後、外資系の製薬会社から医療用医薬品が承継されたことで、取扱品目を拡大している。

沿革

  • 2016年8月 - 会社設立。
  • 2017年
    • 3月28日 - アステラス製薬株式会社との間で、同社が日本国内で製造販売している長期収載品16製品の譲受に関する契約を締結[1]
    • 4月28日 - 契約に定められた条件が満たされたことにより、資産売買が成立[2]
    • 10月1日 - アステラス製薬株式会社から3製品の国内製造販売承認を承継し、事業を開始[3]
  • 2018年
    • 4月1日 - アステラス製薬株式会社から4製品の国内製造販売承認を承継[4]
    • 10月1日 - アステラス製薬株式会社から6製品の国内製造販売承認を承継[4]
  • 2019年
    • 4月1日 - アステラス製薬株式会社から3製品の国内製造販売承認を承継[5]。これにより、契約を締結した16製品の譲受をすべて完了。
    • 7月1日 - バイエル薬品株式会社から外用合成副腎皮質ホルモン剤「ネリゾナ」と痔疾用剤「ネリプロクト」の販売権を譲り受ける[6](同年11月1日付で製造販売承認をレオファーマへ承継)。
  • 2020年
    • 8月4日 - サノフィ株式会社との間で、同社が販売するアレルギー性疾患治療剤「ディレグラ配合錠」の製造販売承認の譲受に関する契約を締結[7]
    • 9月1日 - 日医工株式会社との間で「ディレグラ配合錠」のオーソライズドジェネリックに関する許諾契約を締結。
    • 12月 - サノフィ株式会社から「ディレグラ配合錠」の国内製造販売承認を承継。
  • 2023年
    • 3月31日 - 製造販売中止に伴い、痔疾用薬「ネリプロクト」の販売を終了。
    • 12月26日 - 原薬製造元での原薬製造中止による製造中止と流通在庫の消尽に伴い、マクロライド系抗生物質製剤「ジョサマイ」「ジョサマイシン」の出荷を終了。

脚注

  1. ^ LTLファーマがアステラス製薬と長期収載品16製品譲受に関する契約を締結』(PDF)(プレスリリース)LTLファーマ株式会社、2017年3月28日https://www.ltl-pharma.com/common/pdf/170328_release.pdf2022年2月14日閲覧 
  2. ^ 日本における長期収載品16製品のLTLファーマへの譲渡:資産売買成立のお知らせ』(プレスリリース)アステラス製薬株式会社、2017年4月28日https://www.astellas.com/jp/news/94512022年2月15日閲覧 
  3. ^ 製造販売承認の承継および販売移管のお知らせ』(PDF)(プレスリリース)LTLファーマ株式会社、2017年10月2日https://www.ltl-pharma.com/common/pdf/LTL7104dcB.pdf2022年2月14日閲覧 
  4. ^ a b ガスター、ナゼア、ジョサマイシン、ジョサマイ、ヒポカ、スポンゼルの製造販売承認の承継および販売移管のお知らせ』(PDF)(プレスリリース)LTLファーマ株式会社、2018年7月13日https://www.ltl-pharma.com/common/pdf/LTL7118dcA.pdf2022年2月14日閲覧 
  5. ^ サワシリン、セフゾン、ペルジピンの製造販売承認の承継および販売移管のお知らせ』(PDF)(プレスリリース)LTLファーマ株式会社、2019年1月23日https://www.ltl-pharma.com/common/pdf/LTL7124dcA.pdf2022年2月14日閲覧 
  6. ^ バイエル薬品取り扱い品2製品の販売移管に伴うお知らせ』(PDF)(プレスリリース)バイエル薬品、レオファーマ、LTLファーマ(3社連名)、2019年6月10日https://www.ltl-pharma.com/common/pdf/190610_bayer_iryo.pdf2022年2月14日閲覧 
  7. ^ LTLファーマとサノフィがディレグラの製造販売承認の譲渡に関する契約を締結』(PDF)(プレスリリース)サノフィ、LTLファーマ(2社連名)、2020年8月4日https://www.sanofi.co.jp/dam/jcr:d428411c-aefe-4536-a34c-5a66002b79e5/200804.pdf2024年1月27日閲覧 

関連項目

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  LTLファーマのページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「LTLファーマ」の関連用語

LTLファーマのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



LTLファーマのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのLTLファーマ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS