カレン・カーペンターとは? わかりやすく解説

カレン・カーペンター

(Karen Carpenter から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/25 04:58 UTC 版)

カレン・アン・カーペンター(Karen Anne Carpenter、1950年3月2日 - 1983年2月4日)は、カーペンターズヴォーカリストドラマー声種はアルトで、3オクターブの声域を持っていた。彼女の声の美しさについては、ビートルズジョン・レノンポール・マッカートニーをはじめとした一流のアーティストたちも絶賛している。


注釈

  1. ^ 2009年発売の紙ジャケットSHM-CD版にミニチュア判の写真が封入されている。
  2. ^ 歌い方が成熟しているという意味ではなく数曲の歌詞の内容がカーペンターズのものに比べて大人び過ぎているという意味。
  3. ^ カレンはこのアルバムの制作に際し単身ニューヨークに渡り、超一流のスタッフたちを使い、予算オーバー分は数千万円の私費も投じて79年5月から当初の予定の倍の約1年を掛けて完成させた。力を注ぎ込んでいただけに悩みぬいた末の発売中止だった。中止の理由について、当時は「(カーペンターズの活動が優先なので)ソロはどうでも良かった」と発言していたが、実際はお蔵入りになったことにとまどい、消え入りそうな様子だった。リチャードは「心情的には出させてあげたかったよ。あれだけ一生懸命やったんだし」と発言している。
  4. ^ 1995年のテレビドラマ『未成年』(野島伸司脚本)の主題歌・挿入歌・エンディングテーマ曲にカーペンターズの曲が使われたことから日本でカーペンターズを知らない若い世代を中心に再び大ブームが起き、日本のレコード会社にカーペンターズの新譜やツアーの問い合わせが相次いだことを知ったA&Mレーベルが、新旧のファンのためにリリースを決めた[6]

出典

  1. ^ Rolling Stone. “100 Greatest Singers: Karen Carpenter”. 2013年5月26日閲覧。
  2. ^ Rocklist.net...Q Magazine Lists..”. Q - 100 Greatest Singers (2007年4月). 2013年5月21日閲覧。
  3. ^ a b 『文藝別冊[総特集]カーペンターズ』河出書房新社、2003年、ISBN 4-309-97652-2、83頁。
  4. ^ Schmidt, Randy (2010). Little Girl Blue: The Life of Karen Carpenter pp. 63–64. ISBN 978-1-556-52976-4.
  5. ^ Schmidt, Randy (2010). Little Girl Blue: The Life of Karen Carpenter p. 127. ISBN 978-1-556-52976-4.
  6. ^ ライナーノーツ小倉ゆう子の解説。
  7. ^ 『リズム&ドラム・マガジン』2008年2月号。
  8. ^ 『リズム&ドラム・マガジン』2008年2月号、19頁。


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