In-System_Programmingとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > In-System_Programmingの意味・解説 

アイ‐エス‐ピー【ISP】

読み方:あいえすぴー

《in-system programming》回路基板製品など実装済みLSIに、プログラム書き込むこと。ふつう専用書き込み装置用いる。製品製造段階においても設計変更が可能となる。インシステムプログラミング。インサーキットプログラミング。ICSPin-circuit serial programming)。


インシステム‐プログラミング【in-system programming】

読み方:いんしすてむぷろぐらみんぐ

アイ‐エス‐ピーISP


In-System Programming

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/04/01 20:08 UTC 版)

In-System Programming (インシステム プログラミング、ISP) とは、ある種のPLDマイクロコントローラやその他プログラム可能な電子部品において、事前にプログラムを書き込んでからシステムに組み込むのではなく、組み込み済みの状態でプログラムを書き込むことである。

この機能の主な利点は、システムの組み立て前に書き込み段階を別途設ける必要が無く、電子機器の製造者がプログラムの書き込みとテストを一つの製造工程で行なえることである。書き込み済みチップをそのメーカーや代理店から購入する代わりに、製造者がシステムの製造ラインでチップへの書き込みができるので、生産期間の途中でもコードや設計の変更が可能となる。

一般的に ISP をサポートしたチップは、書き込みに必要なすべての電圧をシステムの通常の供給電圧から作り出す回路を内部に持っており、ライタとはシリアルプロトコルで通信する。多くの PLD では、自動化したテスト手順との統合が簡単になるように、ISP に JTAG プロトコルの一種を使っている。それ以外のデバイスでは、通常は独自のプロトコルや古い規格で定義されたプロトコルを使う。ある程度の規模のグルーロジックが必要となるような複雑なシステムでは、JTAG に対応していないフラッシュメモリマイクロコントローラのようなデバイス用に、JTAG 制御の書き込みサブシステムを実装した設計が行なわれることもある。そのようにすれば、書き込みとテストのすべての手順を一つのプロトコルの制御下で行なえるからである。



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

In-System_Programmingのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



In-System_Programmingのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのIn-System Programming (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS