ICRF2
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/31 17:59 UTC 版)
2009年に、更新された参照系ICRF2が作成された。ICRF2は、295個のコンパクトな電波源(そのうち97個はICRF1の定義でも使われる)の位置によって定義される。定義外の電波源を含めて、VLBIを用いて測定された3414個の電波源を含む。ICRF2は約40µasのノイズフロアと約10µasの軸安定性を備えている。ICRF2の維持は、特に良好な位置安定性と曖昧でない空間構造を持つ295個の電波源によってなされる。元々のICRFは、現在はICRF1と呼ばれている。
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