ハウ・トゥ・ビカム・クレアヴォヤントとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ハウ・トゥ・ビカム・クレアヴォヤントの意味・解説 

ハウ・トゥ・ビカム・クレアヴォヤント

(How to Become Clairvoyant から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/11/07 14:22 UTC 版)

ハウ・トゥ・ビカム・クレアヴォヤント
ロビー・ロバートソンスタジオ・アルバム
リリース 2011年3月23日[1]
2011年4月5日
ジャンル ロック
時間 62分27秒(日本盤)
レーベル 429レコード/マクロビオティック・レコード
プロデュース ロビー・ロバートソン、マリウス・デ・ヴライス
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 8位(カナダ[2]
  • 10位(デンマーク[3]
  • 13位(アメリカ[2]
  • 16位(スウェーデン[4]
  • 19位(ノルウェー[5]
  • 44位(オランダ[6]
  • 48位(日本[1]
  • 56位(イギリス[7]
  • 83位(ドイツ[8]
ロビー・ロバートソン 年表
コンタクト・フロム・ジ・アンダーワールド・オブ・レッド・ボーイ
(1998年)
ハウ・トゥ・ビカム・クレアヴォヤント
(2011年)
テンプレートを表示

ハウ・トゥ・ビカム・クレアヴォヤント(How to Become Clairvoyant)は、カナダロック・ミュージシャン、ロビー・ロバートソン2011年に発表したスタジオ・アルバム。13年振り、通算5作目のソロ・アルバムに当たる。日本で先行発売された[9]

背景

収録曲のうち3曲はエリック・クラプトンとの共作である。ロバートソンによれば、当初は特に目的もなくクラプトンと共作を楽しんでいたが、数年後にたまたま、その時の録音を聴いて「私達は思っていたよりずっと深く掘り下げていた」と感じたという[10]。そして、クラプトンと共にロンドンで曲を完成させた[10]。更にクラプトンは、12曲中7曲の演奏にも参加している。

「マダムX」にはクラプトンに加えてトレント・レズナーもゲスト参加した。ロバートソンはこの曲について「本当に映画的な曲さ。私はトレントに何か提供してもらいたくて、そして彼は私の言うことを正しく理解して、本当に美しくて忘れられないものを提供してくれた」とコメントしている[11]

「アクスマン」にはトム・モレロがゲスト参加した[12]。この曲の歌詞には、デュアン・オールマンスティーヴィー・レイ・ヴォーンジミ・ヘンドリックスロバート・ジョンソンT-ボーン・ウォーカーリンク・レイジャンゴ・ラインハルトエルモア・ジェームスアルバート・キングフレディ・キングB.B.キングといった多数のギタリストが登場する[12]

反響・評価

アメリカのBillboard 200では13位に達し、ソロ転向後としては初の全米トップ20入りを果たす[2]。また、『ビルボード』のインディペンデント・アルバム・チャート及びロック・アルバム・チャートでは5位、デジタル・アルバム・チャートでは12位を記録した[2]

イギリスでは2011年4月23日付の全英アルバムチャートで56位を記録し、『ストーリーヴィル』(1991年)以来の全英チャート入りを果たした[7]

ローリング・ストーン』誌が選出した「2011年のベスト・アルバム50」では10位にランク・イン[13]

収録曲

特記なき楽曲はロビー・ロバートソン作。8. 12.はインストゥルメンタル

  1. ストレイト・ダウン・ザ・ライン "Straight Down the Line" – 5:20
  2. ホェン・ザ・ナイト・ウォズ・ヤング "When the Night Was Young" – 5:05
  3. ヒー・ドント・リヴ・ヒア・ノー・モア "He Don't Live Here No More" – 5:46
  4. ザ・ライト・ミステイク "The Right Mistake" – 4:30
  5. ティス・イズ・ホェア・アイ・ゲット・オフ "This Is Where I Get Off" – 5:09
  6. フィアー・オブ・フォーリング "Fear of Falling" (Eric Clapton, Robbie Robertson) – 5:18
  7. シーズ・ノット・マイン "She's Not Mine" – 4:28
  8. マダムX "Madame X" (E. Clapton, R. Robertson) – 4:46
  9. アクスマン "Axman" – 4:36
  10. ウォント・ビー・バック "Won't Be Back" (E. Clapton, R. Robertson) – 4:10
  11. ハウ・トゥ・ビカム・クレアヴォヤント "How to Become Clairvoyant" – 6:17
  12. タンゴ・フォー・ジャンゴ "Tango for Django" (R. Robertson, Marius de Vries) – 3:50

日本盤ボーナス・トラック

  1. ウォント・ビー・バック - デモ・ヴァージョン "Won't Be Back (demo version)" (E. Clapton, R. Robertson) –3:12

参加ミュージシャン

脚注

[ヘルプ]



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ハウ・トゥ・ビカム・クレアヴォヤント」の関連用語

ハウ・トゥ・ビカム・クレアヴォヤントのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ハウ・トゥ・ビカム・クレアヴォヤントのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのハウ・トゥ・ビカム・クレアヴォヤント (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS