Heterophonyとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > Heterophonyの意味・解説 

ヘテロフォニー【heterophony】

読み方:へてろふぉにー

多声性を表す音楽用語複数声部基本的に同一旋律を、アレンジしながら、同時に進行するもの。


ヘテロフォニー

(Heterophony から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/02/12 04:44 UTC 版)

ヘテロフォニー: heterophony)は、音楽のテクスチュアの一種で、モノフォニーの複雑化したもの。同一の旋律を奏でる様々な奏者や歌手が、任意で別々に動いたり、リズムテンポを微妙にずらしたりすることで、異なった装飾や音型が生じ、偶発的に瞬間的なポリフォニーを生ずるようになったものをいう。

概要

「ヘテロフォニーの響きの層」は、特にアジア民族音楽、とりわけ古い宮廷音楽において特徴的であり、雅楽ガムランなどで、旋律線から逸脱する部分を確認することができる[要出典]

ベンジャミン・ブリテンは、《放蕩息子》や《カーリュー・リヴァー》、《戦争レクイエム》などの宗教的な作品において、ヘテロフォニーを非常に効果的に用いている。マウリシオ・カーゲルも、《42人の奏者のためのヘテロフォニー》という管弦楽曲を作曲している。また、ポスト・モダンやポスト・コロニアルの潮流にくわえて、音楽界における新ロマン主義の復権のなか、ヘテロフォニーの積極利用が見直されるようになった[要出典]

日本人作曲家では、西村朗の《2台のピアノと管弦楽のヘテロフォニー》《永遠なる混沌の光の中へ》、《鳥のヘテロフォニー》、《巫楽 - 管楽器群と打楽器のためのヘテロフォニー》、《秘儀III - 旋回舞踊のためのヘテロフォニー》(2015年度全日本吹奏楽コンクール課題曲III、全日本吹奏楽連盟委嘱作品)といった作例が見出される。

関連項目



英和和英テキスト翻訳

英語⇒日本語日本語⇒英語

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Heterophony」の関連用語

Heterophonyのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Heterophonyのページの著作権

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのヘテロフォニー (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2026 GRAS Group, Inc.RSS