ハース・VF-21とは? わかりやすく解説

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ハース・VF-21

(Haas VF-21 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/19 03:40 UTC 版)

ハース・VF-21
カテゴリー F1
コンストラクター ハース
先代 ハース・VF-20
後継 ハース・VF-22
主要諸元
エンジン フェラーリ 065/6 1.6L V6ターボ
タイヤ ピレリ
主要成績
チーム ハースF1チーム
ドライバー ニキータ・マゼピン
ミック・シューマッハ
出走時期 2021年
通算獲得ポイント 0
初戦 2021年バーレーンGP
最終戦 2021年アブダビGP
出走優勝表彰台ポールFラップ
210000
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ハース・VF-21 (Haas VF-21) は、ハースF1チーム2021年のF1世界選手権参戦用に開発したフォーミュラ1カーである。

概要

技術的には、前年型のVF-20をベースに、2021年のレギュレーション変更に伴う空力のリファインを行った程度のマシン。マシン内部はほぼVF-20のままと言われている[1]。またチームは、翌年型のマシンの開発に予算を振り向ける目的で、VF-21についてはシーズン中のマシン開発を行わないとしており[1]、事実上1年落ちのシャシーでシーズンを戦うことになっている。

一方でカラーリングはVF-20から一新され、マゼピンが持ち込んだロシアの肥料メーカー「ウラルカリ」がメインスポンサーについた影響もあり、ロシア国旗を彷彿とされる白・赤・青のカラーリングとなった[2]。このカラーリングを巡っては、世界アンチ・ドーピング機関(WADA)が「ドーピングへの国家的関与を理由に、ロシアの国際大会への参加を禁止するWADAの決定に違反している可能性がある」として調査に乗り出したが[3]、その後WADAからの声明は出されていない。

2021年シーズン

ドライバーはニキータ・マゼピンミック・シューマッハのコンビを起用。

スペック

シャシー

パワーユニット

  • エンジン名:フェラーリ 065/6
  • エンジン形式:90度V型6気筒
  • 最高回転数:15000rpm
  • 排気量:1600cc
  • 燃料:シェル

記録

No. ドライバー BHR
EMI
POR
ESP
MON
AZE
FRA
STY
AUT
GBR
HUN
BEL
NED
ITA
RUS
TUR
USA
MXC
SÃO
QAT
SAU
ABU
ポイント ランキング
2021年
9 マゼピン Ret 17 19 19 17 14 20 18 19 17 Ret 17 Ret Ret 18 20 17 18 17 18 Ret WD 0* 10位*
47 シューマッハ 16 16 17 18 18 13 19 16 18 18 12 16 18 15 Ret 19 16 Ret 18 16 Ret 14

脚注

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注釈

出典




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