ガルシニア【(ラテン)Garcinia】
フクギ属
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/24 19:39 UTC 版)
フクギ属(フクギぞく、学名:Garcinia)は、フクギ科に分類される属の一つ。主に常緑高木が含まれ、果実が食用となる種も多い。日本ではフクギが防風林等として植栽され[1]、マンゴスチン等が果樹として栽培されている。
注釈
- ^ 金平亮三による「おほばふくぎもどき」が初出[5]。
- ^ 台北帝国大学(現・国立台湾大学)農学部の助教授であった中村
三八夫 による「ハマ・マンゴスチン」が初出[6]。 - ^ この「タマゴノキ」も中村三八夫の命名であり、英語名 egg tree の翻訳借用による[6]。しかし コーナー & 渡辺 (1969:188, 421) は G. xanthochymus(コーナーはオオバノマンゴスチンのシノニムと同定していた)にはキヤニモモの名称を与え、「タマゴノキ」の和名はウルシ科のアマヤニリンゴ(Spondias dulcis; シノニム: S. cytherea)に与えている。
出典
- ^ フクギは日本にも自生するという見解もある。フクギを参照。
- ^ POWO (2019). Plants of the World Online. Facilitated by the Royal Botanic Gardens, Kew. Published on the Internet; http://www.plantsoftheworldonline.org/ Retrieved 22 July 2021.
- ^ a b c d e f g h i j k l m n コーナー, E. J . H.、渡辺, 清彦 『図説熱帯植物集成』廣川書店、1969年、186-193頁。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 熱帯植物研究会 編 編「オトギリソウ科 GUTTIFERAE」 『熱帯植物要覧』(第4版)養賢堂、1996年、119-127頁。ISBN 4-924395-03-X。
- ^ a b 金平, 亮三 『南洋群島植物誌』南洋庁、1933年、241-2頁 。
- ^ a b 中村, 三八夫「熱帶果樹和名考」『熱帶園藝』第11巻第1-4号、1943年、132頁。
- ^ Phillip Parker King (1791-1856; 探検家) もしくは ジョージ・キング (植物学者) (1840-1909; 植物学者)
- ^ 熱帯植物研究会 編 (1996:127) にはワイルドマンメイとして "R.[Rheedia] latifolia L." が紹介されているが、リンネはそのような学名の記載は行っていない。
- ^ 川上瀧彌、佐々木舜一「紅頭嶼植物目録」『植物学雑誌』第30巻第351号、日本植物学会、1916年、69-82頁。
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