フィッツロイ
(Fitz Roy から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/25 06:42 UTC 版)
フィッツロイ(Fitzroy, FitzRoy)
人名
アングロ=ノルマン語起源の英語圏の姓。「王の男子」を意味し、王の庶子の家系の姓としてしばしば用いられた。
- ヘンリー・フィッツロイ (初代リッチモンド公爵) - イングランド王ヘンリー8世の庶子。
- ヘンリー・フィッツロイ (初代グラフトン公) - イングランド王チャールズ2世の庶子。イングランドの軍人。
- チャールズ・フィッツロイ (第2代グラフトン公) - 上記の子。アイルランド総督
- オーガスタス・フィッツロイ (第3代グラフトン公) - 上記の孫。イギリスの首相。
- ロバート・フィッツロイ - 上記の孫。イギリス海軍の軍人。
- ジョージ・フィッツロイ (初代ノーサンバランド公) - チャールズ2世の庶子。
その他多数。
地名
- フィッツロイ (ビクトリア州) - メルボルンのサバーブ
- フィッツロイ (サウスオーストラリア州) - アデレードのサバーブ
- フィッツロイ島 - オーストラリアのグレート・バリア・リーフにある島。海辺のサンゴ礁の他に熱帯雨林も生い茂っており、かつてはオーストラリア本土と陸続きであった。
- フィッツ・ロイ山は、アルゼンチン南部のパタゴニア地方、アンデス山脈にある山。標高3375メートル。 世界遺産に登録されたロス・グラシアレス国立公園の一部をなす。
関連項目
フィッツ・ロイ
(Fitz Roy から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/14 16:08 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動フィッツ・ロイ | |
---|---|
![]() フィッツ・ロイ | |
標高 | 3,405[1] m |
所在地 |
![]() ![]() |
位置 | 南緯49度16分16.6秒 西経73度02分35.6秒 / 南緯49.271278度 西経73.043222度座標: 南緯49度16分16.6秒 西経73度02分35.6秒 / 南緯49.271278度 西経73.043222度 |
山系 | アンデス山脈 |
初登頂 | Lionel Terray, Guido Magnone(1952年) |
![]() |
フィッツ・ロイ(Fitz Roy)は、アルゼンチン南部のパタゴニア地方、アンデス山脈にある山。チャルテンとも[2]。標高3,405メートル[2]。世界遺産に登録されたロス・グラシアレス国立公園の一部をなす。
フィッツ・ロイの頂きに夕日が落ちていく時に、一年間のうち数日だけ〈ダイヤモンド フィッツ・ロイ〉と呼ばれる現象が見られる[3]。4月下旬、フィッツ・ロイ周辺は紅葉し、南極ブナが色づく。5月から10月は雪に閉ざされる[4]。
登頂史
![]() | この節は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。2014年10月) ( |
- 1984年:米井輝治、他2名の日本登攀クラブ隊が日本人初登。
- 1990年:山野井泰史(当時25歳)が、冬季単独初登。
脚注
- ^ "Argentina and Chile, Southern - Patagonia Ultra Prominences". Peaklist.org. Retrieved 2013-10-05.
- ^ a b 『パタゴニアを行く』 2011, p. 121.
- ^ 『パタゴニアを行く』 2011, p. 126.
- ^ 『パタゴニアを行く』 2011, p. 128.
参考文献
- 野村哲也 『パタゴニアを行く 世界でもっとも美しい大地』 中央公論新社、2011年。ISBN 978-4-12-102092-5。
関連項目
- Fitz Royのページへのリンク