DER による符号化例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/10 19:21 UTC 版)
「Abstract Syntax Notation One」の記事における「DER による符号化例」の解説
上掲のデータ構造(制約と拡張性の無いもの)を DER 形式に符号化すると次のようになる。 30タグ SEQUENCE13オクテット長02タグ INTEGER01オクテット長05値1aタグ VisibleString0eオクテット長41 6e 79 62 6f 64 79 20 74 68 65 72 65 3f値(ASCII での "Anybody there?")すなわち、DER での符号化パターンは「型-長さ-値」の組の羅列である。従って、符号化によって得られるのは以下の21オクテットのデータ列である。 30 13 02 01 05 1a 0e 41 6e 79 62 6f 64 79 20 74 68 65 72 65 3f ASN.1 と DER の関わる範囲はここまでである。これを実際に転送する方法は ASN.1 とは無関係に決められる(つまり、TCPを使おうと他のプロトコルを使おうと関係ない)。受信側は受信したオクテット列を DER に従ってデコードできる。
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