CONDOR試験
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/05 04:11 UTC 版)
Chanらは、関節リウマチ、変形性関節症患者で、心血管リスクが低く、H.pylori陰性の高齢者など消化管障害高リスクの対象を無作為割り付けし、セレコキシブ1回200mg 1日2回とジクロフェナクSR(1回75mg 1日2回)+PPI(1回20mg 1日1回)の2群にわけ、6ヵ月間観察した試験を行った。その結果、CSULGIE(全消化管における臨床的に重大な複合消化管イベント)の累積発現率は、セレコキシブ群はジクロフェナクSR+PPI群と比べ有意に低いことが認められた(p<0.0001)。
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