CCケモカイン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/07 16:06 UTC 版)
1次構造においてN末端側の2つのシステイン残基(C)が連続していることからこのように称される。27種類がこれまでに同定されており、CCL(CC Chemokine Ligand)1-CCL 28まで存在する。CCL10はCCL9と同じものである。CCケモカインの中にはアミノ酸配列中にシステイン残基を6つ有するものがあり、CCL1、CCL15、CCL21、CCL23及びCCL28がそれにあたる。 CCL17のTARC(thymus and activation regulated chemokine) は、Th2リンパ球にしかみられないCCR4受容体に結合するケモカインである。TARCはアトピー性皮膚炎のマーカーとして、臨床の場で用いられている。
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