C++BuilderX路線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/25 23:14 UTC 版)
「C++ Builder」の記事における「C++BuilderX路線」の解説
C++Builderが使用するVCLは、Delphiにおいて7、8、2005と進化した。またDelphiは、リファクタリング機能などを備えた新統合開発環境「Galileo」に移行した。しかし、これらに対応するC++Builderは発表されなかった。BorlandのC++統合開発環境は、従来のWindowsに加えてLinuxクライアントサイド市場を狙った「Kylix3」の失敗により、Javaで実装されたJBuilderベースの「C++BuilderX」(シープラスプラスビルダーエックス)が担うことになったからである。これはRADではなく、統合環境版のBorland C++ Compilerとも言うべきもので、携帯電話などの組み込み機器、およびサーバサイド市場を狙ったものである。結局、この路線は失敗に終わった。無償版の配布も終了した。
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