An-218 (航空機)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/19 15:07 UTC 版)
An-218はウクライナのアントノフ設計局が1991年にパリ航空ショーで提案した大型双発ターボファンジェット旅客機である。初期の案ではTu-154に似た3発式だった。その後に発表された計画案では双発になった。計画案では350人の乗客を運ぶことができるとしており、複合材などを多用し機体重量の軽量化と寿命延長を図るとしている。また、基本型の100型のほか、西側製エンジンなどを搭載して航続距離を10,600kmとする200型、胴体を短縮化するかわりに航続距離を11,200kmとする300型、逆に長胴化して400席クラスとして11,000-12,000kmの航続距離を持つ400型のファミリー化も検討していた。エアバスA340ないしボーイング777に相当する大型旅客機になるはずであるが、当初1994年には初飛行したいとしていたが、経済情勢により、計画が中断され実際に製作するまで至っていない。
- 1 An-218 (航空機)とは
- 2 An-218 (航空機)の概要
- 3 計画案での仕様(An-218-100)
- 4 外部リンク
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