はるがや (春茅)
●ヨーロッパから北アジアが原産です。わが国へは明治時代に牧草として導入されました。今では帰化して、道端や草地に生えています。高さは30~45センチほどで、茎には疎らに毛が生えます。4月から7月ごろ、円錐状の花序をだし花を咲かせます。白い糸のように見えるのは、外に突き出した柱頭です。乾燥させるとクマリンのよい香りがあります。
●イネ科ハルガヤ属の多年草で、学名は Anthoxanthum odoratum。英名は Sweet vernal grass。
ハルガヤ
(Anthoxanthum odoratum から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/26 16:30 UTC 版)
ハルガヤ(スイートバーナルグラス[1]、学名:Anthoxanthum odoratum)は、イネ科・ハルガヤ属に分類される多年生植物。甘い香りを持つため、芝や観葉植物として育てられる。
- ^ a b “草地雑草『ハルガヤ』の低減対策”. 2023年10月27日閲覧。
- ^ a b c ハルガヤ 国立環境研究所 侵入生物データベース
- ^ “我が国の生態系等に被害を及ぼすおそれのある外来種リスト”. 環境省. 2023年10月27日閲覧。
- 1 ハルガヤとは
- 2 ハルガヤの概要
- Anthoxanthum odoratumのページへのリンク