エンジェル・ラットとは? わかりやすく解説

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エンジェル・ラット

(Angel Rat から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/09 07:21 UTC 版)

エンジェル・ラット
ヴォイヴォドスタジオ・アルバム
リリース
録音 1991年
カナダ メタルワークス・スタジオ英語版[1]
ジャンル ヘヴィメタルスラッシュメタルプログレッシブ・メタル
時間
レーベル MCAレコード/メカニック・レコード
プロデュース テリー・ブラウン、スティーヴ・シンクレア
専門評論家によるレビュー
ヴォイヴォド アルバム 年表
ナッシングフェイス
(1989年)
エンジェル・ラット
(1991年)
The Best of Voivod
(1992年)
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エンジェル・ラット』(Angel Rat)は、カナダヘヴィメタルバンドヴォイヴォド1991年に発表した6作目のスタジオ・アルバム

解説

プロデュースとエンジニアリングに貢献したテリー・ブラウンは、過去にラッシュクラトゥ等の作品を手がけてきた[2]。本作の歌詞は、James Gleickの著書『Chaos: Making a New Science』から影響を受けている[3]

本作のレコーディング終了後、オリジナル・ベーシストのブラッキー(ジャン・イヴ・テリオー)がバンドを脱退し[4]、本作のクレジットではバンド・メンバーではなくアディショナル・ミュージシャンの一人として記載された。

Greg Pratoはオールミュージックにおいて5点満点中4点を付け「前作とほぼ同様に良い作品だが、驚くべきことに、理由は分からないが1991年秋にリリースされてから間もなく、視界から消えていった」「バンドが継続的に表現してきたサイエンス・フィクション的な虚構は、音楽と歌詞の両方を通じて伝わっており、初期ピンク・フロイド(『おせっかい』の頃)やラッシュ(『鋼の抱擁』の頃)にヘヴィメタル的な鋭利さを加味したように響く」と評している[4]

収録曲

全曲ともヴォイヴォド作。

  1. ショートウェイヴ・イントロ - "Shortwave Intro" – 0:26
  2. パノラマ - "Panorama" – 3:12
  3. クラウズ・イン・マイ・ハウス - "Clouds in My House" – 4:48
  4. ザ・プラウ - "The Prow" – 3:49
  5. ベスト・リガーズ - "Best Regards" – 3:51
  6. ツイン・ダミー - "Twin Dummy" – 3:06
  7. エンジェル・ラット - "Angel Rat" – 3:47
  8. ゴーレム - "Golem" – 4:46
  9. ジ・アウトキャスト - "The Outcast" – 3:18
  10. ニュアージュ・フラクラル - "Nuage Fractal" – 3:59
  11. フリードゥーム - "Freedoom" – 4:42
  12. ナン・オブ・ジ・アバヴ - "None of the Above" – 4:17

参加ミュージシャン

アディショナル・ミュージシャン

  • ブラッキー(ジャン・イヴ・テリオー)- ベース、キーボード
  • レイ・コバーン - キーボード
  • Ivan Doroschuk - アディショナル・キーボード(on #9)

脚注・出典

  1. ^ CD英文ブブックレット内クレジット
  2. ^ Terry Brown | Credits | AllMusic
  3. ^ 1991.11.02 Kerrang Magazine Interview”. Voivod Official Website. 2017年10月5日閲覧。
  4. ^ a b Prato, Greg. “Angel Rat - Voivod”. AllMusic. 2017年10月5日閲覧。



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