AYANO (バンド)とは? わかりやすく解説

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AYANO (バンド)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/17 07:06 UTC 版)

AYANO
出身地 日本
ジャンル
活動期間 2006年 - 2018年
2022年 -
レーベル TOUKOTSU SOUND
公式サイト AYANO Official Website
メンバー

AYANO(アヤノ)は、日本ポストロックバンド。 「生と死」をテーマとしている[1]

来歴

2006年結成。結成当初はロックやダンスロックを主軸としていたが、2013年にリーダーであるyjの意向により大幅に音楽性を変更、ほぼインストゥルメンタルなポストロックバンドに変貌する[1]

聞く者の生活や思想にも浸透できる音楽を志向し、2013年〜2014年にかけて四季になぞり単独公演"Art Your Life" 〜four season tour〜を開催。プラネタリウムやクラシックホール等で公演を行う。その間の2014年1月22日に1st アルバム"Few Steps to Heaven (and then...)"をリリース[2]。初となるミュージックビデオ"Golgotha"の監督にtoeのライブビデオ『式 -toe-』などを手がけた津田肇監督を起用した[3]

2015年には"Art Your Life" 〜four season tour〜の4公演の舞台裏に迫ったドキュメンタリー、"Art Your Life" ~documentary~を渋谷のUPLINKにて一夜限り上映[4]。その後、1年間の公演活動休止に入るも、6月に"Art Your Life"~documentary~とシングル"breath / dawn is soon"を共にデジタル配信限定で発売[5]。9月にはクロード・ドビュッシーの"月の光"をカバーした"Clair de Lune 〜月の光〜"を[6]、12月には"Vanity Underground"を立て続けにリリース[7]

2016年に公演活動を再開。7月にプログレバンドptfと北とぴあドームホールにてメガスターを導入しツーマン公演"AYANO x ptf Signs in Darkness with MEGASTAR"を開催[8]。イベントに合わせたアプリもリリース[9]。12月には立体、絵画、インスタレーション、写真、映像など、様々なアーティストを公募し、再び"Art Your Life"シリーズとして"Art Your Life"~life and death~をギャラリーThe Artcomplex Center of Tokyoにて2日間開催[10]

2017年10月、"Art Your Life"~life and death~ 2017を前年と同じく、ギャラリーThe Artcomplex Center of Tokyoにて2日間開催。 12月20日にクラシック曲のみをカバーしたアルバム"CLASSICS"をタワーレコード限定で発売。

2018年10月、10月27日、28日に行われた"Art Your Life" 〜life and death〜 2018を最後に活動を休止。

2019年11月、活動休止1周年記念にWEBサイトをリニューアル。

2020年5月、未発表曲"solitude"のMusicVideoを突如公開。レコーディングからMVの制作まですべてリモートで行われた。 12月にはこれまで国内ではCDでしか手に入らなかった1st アルバム"Few Steps to Heaven (and then...)"の国内配信を開始。

2022年5月、池袋のサンシャイン劇場で行われた、辻村深月原作、成井豊脚本・演出の舞台「ぼくのメジャースプーン」にて劇中歌として楽曲"Golgotha"が使用された。 8月にはバンド初となるライブ配信を行い、活動の再開と2ndアルバム"Dear every solitude"の発売の発表に併せて4曲をスタジオで演奏。また、同日にシングル"Tales of the wind"を配信限定で発売開始した。

メンバー

度重なるメンバーチェンジの末、現在はyj、郁の2人にサポートメンバー5人を加えた7人編成で活動。

リーダーで唯一のオリジナルメンバー。全ての楽曲の作詞・作曲及び、レコーディング、ミックス、マスタリングまで担当。
AYANOを始める以前はベーシストだった[1]
3代目のベーシスト。ギャルバンでコピーバンドとして活動していたところ、偶然それを見たyjに誘われ2008年に加入[11]


サポートメンバー

JIGENNのヴォーカルとして活動中。
プログレバンドptfのリーダーとして活動中。
ヨルニトケルのドラマーとして活動中。
  • ソウダウソVJ
LAYD BACK MONDAYのヴォーカルとして活動中。ex.リリィノート。

作品

アルバム

  • Few Steps to Heaven (and then...)(2014年1月22日)
  • CLASSICS(2017年12月20日)
  • Dear every solitude(2022年9月14日)

シングル

  • breath / dawn is soon(2015年6月24日 配信限定)
  • Clair de Lune 〜月の光〜(2015年9月16日 配信限定)
  • Vanity underground(2015年12月9日 配信限定)
  • Tales of the wind(2022年8月28日 配信限定)

脚注

  1. ^ a b c “AYANO WEB LIMITED INTERVIEW”. VANITYMIX. (2015年12月29日). http://www.vanitymix.jp/music/ayano/ 2017年2月19日閲覧。 
  2. ^ “クラシカル・ポストロック“AYANO”ファースト・アルバム - TOWER RECORDS ONLINE”. タワーレコード. (2013年12月6日). https://tower.jp/article/feature_item/2013/12/06/0704 2017年2月19日閲覧。 
  3. ^ “AYANO、1stアルバムより津田肇監督作MVを公開”. BARKS. (2014年1月17日). https://www.barks.jp/news/?id=1000098837 2017年2月19日閲覧。 
  4. ^ “AYANO、四季折々の単独公演制作ドキュメンタリー上映会を開催”. Diggity. (2015年1月2日). http://diggity-jp.net/news/12805/ 2017年2月19日閲覧。 
  5. ^ “AYANO、新ドラマー迎え配信シングル発売”. ナタリー. (2015年6月11日). https://natalie.mu/music/news/150220 2017年2月19日閲覧。 
  6. ^ “ポストロック meets クラシック音楽・AYANOによる ドビュッシー 〜月の光〜カバーを配信限定でリリース!!”. JUNGLE☆LIFE. (2015年9月17日). http://www.jungle.ne.jp/newsfeature/20150917_ayano/ 2017年2月19日閲覧。 
  7. ^ “ポスト・ロック・バンド AYANO、本日よりデジタル・シングル『Vanity Underground』配信スタート。来年1/16に吉祥寺PLANET Kにて開催のライヴより公演活動再開”. Skream!. (2014年12月9日). http://skream.jp/news/2015/12/ayano_vanity-underground_release.php 2017年2月19日閲覧。 
  8. ^ “AYANO、スーパープラネタリウムMEGASTARを導入し再びプラネタリウム公演をptfと2マンで開催”. Diggity. (2016年5月2日). http://diggity-jp.net/news/29718/ 2017年2月19日閲覧。 
  9. ^ “スーパープラネタリウム「MEGASTAR(メガスター)」の星空を見ながら曲を楽しむイベントアプリ『Signs in Darkness with MEGASTAR / AYANO & ptf』が登場!”. 産経ニュース. (2016年7月14日). http://www.sankei.com/economy/news/160714/prl1607140283-n1.html 2017年2月19日閲覧。 
  10. ^ “AYANO、死生観をテーマに合同展を開催!出展アーティストを公募開始”. Diggity. (2016年9月22日). http://diggity-jp.net/news/34424/ 2017年2月19日閲覧。 
  11. ^ “インタビューシリーズvol.1 「AYANO」ベーシスト:郁 編”. ソウダウソ. (2013年7月4日). http://soda-is.me/2013/07/04/202 2017年2月19日閲覧。 

関連項目

外部リンク




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