ANAビジネスジェット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/10 16:37 UTC 版)
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 | ![]() 〒105-0003 東京都港区西新橋1丁目18番6号 クロスオフィス内幸町 |
設立 | 2018年7月2日 |
業種 | 空運業 |
法人番号 | 9010401139007 |
事業内容 | ビジネスジェットの運行、チャーター手配 |
代表者 | 代表取締役 世継崇 |
資本金 | 1億円 |
純利益 |
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総資産 |
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主要株主 | ANAホールディングス 51% 双日 49% |
外部リンク | https://www.anabj.co.jp/ |
ANAビジネスジェット株式会社は、チャーター便専門の航空会社。2018年7月2日にANAホールディングス(ANA HD)と双日により設立された。
概要
きっかけとなったのは、ホンダ エアクラフト社長の藤野道格との出会いだった[2]。
アメリカやヨーロッパにおいて全日本空輸(ANA)の国際便に合わせた乗り継ぎサービスと、羽田空港から顧客のスケジュールに合わせた近隣国への直接移動を行うグローバルチャーター便を展開する[3]。設立時点ではビジネス客向けのサービスのみであるが、ビジネスジェットで島々を周遊する観光事業も予定している[3]。
当社は手配など窓口業務に集中し、運航は他社に委託する[3]。アメリカ国内、欧州に加え、アジア地区でもビジネスジェットを活用したチャーター手配が可能。日本発着のグローバルチャーターは、双日の子会社であるフェニックス・ジェットと緊密に連携する。機体はアメリカ国内では新規導入するHondaJetをはじめ、大型・中型・小型のビジネスジェットの手配が可能。日本発着のグローバルチャーターは、フェニックス・ジェットが保有するガルフストリーム G650またはボンバルディア グローバル6000も使用する。

なお、ANAはかつて同名サービスを2007年から9年の間、ボーイング737-700ERで運航し、ほぼ全席をビジネスクラスの特別仕様機材でサービスしていたが、これとは全く異なるビジネスモデル[4]。
沿革
- 2018年(平成30年)
- 2025年
- 1月24日-メジャーリーガー今永昇太選手とのサポート契約を締結したことを発表。
サービス内容
主に「エリアチャーター」「グローバルチャーター」「国内チャーター」の3種類が存在する。
- エリアチャーター
- 定期便で海外を訪れ、エリア内をチャーター便で移動するプラン
- グローバルチャーター
- 直接、海外の目的空港へチャーター便で移動するプラン
- 国内チャーター
- 日本国内をチャーター便で移動するプラン
保有機材
大型機
- グローバル 6000
- ガルフストリーム G650
- ダッソー ファルコン 7X
中型機
小型機
超大型機
脚注
- ^ a b ANAビジネスジェット株式会社 第7期決算公告
- ^ a b “ANAビジネスジェット設立の狙い--ホンダジェットで新常識・ハワイ線の差別化”. マイナビニュース (2018年3月29日). 2018年8月17日閲覧。
- ^ a b c ホンダジェットで飛ぶ 日本からのビジネスジェット“エアタクシー”誕生…ANAと双日 | レスポンス(Response.jp)
- ^ ひっそりと退役したANA全席ビジネス小型機
関連項目
外部リンク
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