2006年のカタルーニャグランプリとは？わかりやすく解説

**2006年のカタルーニャグランプリ**
レース詳細
	2006年のロードレース世界選手権全17戦中第7戦
決勝日	2006年6月18日
開催地	カタロニア・サーキット
開催コース	常設サーキット ; 4.727km
MotoGP
バレンティーノ・ロッシ	ニッキー・ヘイデン
1:41.855	1:43.048
表彰台
	1. バレンティーノ・ロッシ
2. ニッキー・ヘイデン	3. ケニー・ロバーツJr.
250 cc
アンドレア・ドヴィツィオーゾ	アレックス・デ・アンジェリス
1:46.792	1:47.327
表彰台
	1. アンドレア・ドヴィツィオーゾ
2. ホルヘ・ロレンソ	3. アレックス・デ・アンジェリス
125 cc
アルバロ・バウティスタ	エクトル・ファウベル
1:50.281	1:50.773
表彰台
	1. アルバロ・バウティスタ
2. エクトル・ファウベル	3. セルヒオ・ガデア

2006年のカタルーニャグランプリは、ロードレース世界選手権の2006年シーズン第7戦として、6月16日から18日までスペインのカタロニア・サーキットで開催された。

概要

125ccクラス決勝では、アルバロ・バウティスタがシーズン3勝目を挙げた。チームメイトのエクトル・ファウベル、セルヒオ・ガデアが2位・3位に入り、地元スペイン人ライダーが表彰台を独占した。さらに4位にはマティア・パシーニが入り、チーム・アスパーが1-2-3-4フィニッシュを達成した。ポイントランキングでは2位のミカ・カリオが今回転倒リタイヤに終わったため、トップのバウティスタは56ポイントの大量リードを築いた^[1]。

250ccクラスでは、アンドレア・ドヴィツィオーゾがクラス初優勝を遂げた。2位にはホルヘ・ロレンソ、3位にアレックス・デ・アンジェリスと続いた。ポイントランキングではトップのドヴィツィオーゾがリードを広げ、2番手のロレンソに25ポイント差とした^[2]。

MotoGPクラスではスタート直後に多重クラッシュが発生、セテ・ジベルナウ、ロリス・カピロッシ、ジョン・ホプキンス、ダニ・ペドロサ、マルコ・メランドリ、ランディ・ド・プニエの6台が次々と転倒し、赤旗が掲示されレースやり直しとなった。うちジベルナウ、カピロッシ、メランドリは転倒時に鎖骨骨折等の重傷を負ったため、再スタートはできなかった^[3]。2度目のスタート後はケーシー・ストーナーがレースをリードしていたが、9周目にはバレンティーノ・ロッシがトップを奪う。その直後にストーナーは転倒リタイヤ、ロッシは後続との差を広げて2連勝・シーズン3勝目を遂げた。2位にはニッキー・ヘイデンが入りポイントリーダーに返り咲いた。3位にはケニー・ロバーツJr.が入り、ホンダエンジンを積むチーム・ロバーツオリジナルシャシーのKR211Vに初表彰台をもたらした^[4]。

MotoGPクラス決勝結果

順位	ライダー	マニュファクチャラー	タイム/リタイヤ	グリッド	ポイント
1	バレンティーノ・ロッシ	ヤマハ	41:31.237	1	25
2	ニッキー・ヘイデン	ホンダ	+4.509	7	20
3	ケニー・ロバーツJr.	KR211V	+9.174	3	16
4	ジョン・ホプキンス	スズキ	+13.465	2	13
5	コーリン・エドワーズ	ヤマハ	+22.548	12	11
6	クリス・バーミューレン	スズキ	+25.198	4	10
7	玉田誠	ホンダ	+30.622	15	9
8	カルロス・チェカ	ヤマハ	+31.277	16	8
9	ジェームス・エリソン	ヤマハ	+59.203	18	7
10	アレックス・ホフマン	ドゥカティ	+1:14.062	17	6
11	ホセ・ルイス・カルドソ	ドゥカティ	+1:46.815	19	5
Ret	ダニ・ペドロサ	ホンダ	棄権	11
Ret	トニ・エリアス	ホンダ	アクシデント	14
Ret	ケーシー・ストーナー	ホンダ	アクシデント	8
Ret	ランディ・ド・プニエ	カワサキ	アクシデント	10
Ret	セテ・ジベルナウ	ドゥカティ	再スタートできず	13
Ret	マルコ・メランドリ	ホンダ	再スタートできず	9
Ret	ロリス・カピロッシ	ドゥカティ	再スタートできず	6
DSQ	中野真矢	カワサキ	ライドスルーペナルティ無視	5

250ccクラス決勝結果

順位	ライダー	マニュファクチャラー	タイム/リタイヤ	グリッド	ポイント
1	アンドレア・ドヴィツィオーゾ	ホンダ	41:28.179	1	25
2	ホルヘ・ロレンソ	アプリリア	+0.095	2	20
3	アレックス・デ・アンジェリス	アプリリア	+0.422	4	16
4	ロベルト・ロカテリ	アプリリア	+1.587	7	13
5	アレックス・デボン	アプリリア	+3.136	3	11
6	青山博一	KTM	+4.032	5	10
7	高橋裕紀	ホンダ	+4.072	9	9
8	シルバン・ギュントーリ	アプリリア	+7.315	12	8
9	アンソニー・ウエスト	アプリリア	+43.107	14	7
10	マルティン・カルデナス	ホンダ	+43.193	18	6
11	マヌエル・ポジャーリ	KTM	+43.582	15	5
12	アンドレア・バレリーニ	アプリリア	+44.405	13	4
13	ジュール・クルーセル	アプリリア	+52.426	11	3
14	アルトゥーロ・ティゾン	ホンダ	+1:05.476	19	2
15	ファブリシオ・ペレン	ホンダ	+1:08.871	21	1
16	アルノー・ヴァンサン	ホンダ	+1:09.556	22
17	ジョルディ・カルチャノ	ホンダ	+1:12.913	20
18	アレッシオ・パルンボ	アプリリア	+1:42.301	23
19	ルカ・モレリ	アプリリア	+1:47.629	26
Ret	青山周平	ホンダ	アクシデント	6
Ret	フランコ・バッタイーニ	アプリリア	棄権	16
Ret	ダン・リンフット	ホンダ	アクシデント	25
Ret	フランツ・アッシェンブレナー	アプリリア	アクシデント	24
Ret	ヤコブ・シュムルツ	アプリリア	アクシデント	8
Ret	アレックス・バルドリーニ	アプリリア	棄権	17
Ret	マルコ・シモンチェリ	ジレラ	アクシデント	10

125ccクラス決勝結果

順位	ライダー	マニュファクチャラー	タイム/リタイヤ	グリッド	ポイント
1	アルバロ・バウティスタ	アプリリア	40:56.370	1	25
2	エクトル・ファウベル	アプリリア	+0.187	4	20
3	セルヒオ・ガデア	アプリリア	+0.423	11	16
4	マティア・パシーニ	アプリリア	+1.094	5	13
5	ルーカス・ペセック	デルビ	+2.235	7	11
6	トーマス・ルティ	ホンダ	+2.400	10	10
7	パブロ・ニエト	アプリリア	+15.456	3	9
8	ガボール・タルマクシ	ホンダ	+15.529	13	8
9	ホアン・オリベ	アプリリア	+25.259	14	7
10	ファブリツィオ・ライ	ホンダ	+25.441	12	6
11	ニコラス・テロル	デルビ	+26.400	9	5
12	ラファエレ・デ・ロサ	アプリリア	+31.589	16	4
13	ポル・エスパルガロ	デルビ	+33.772	27	3
14	マヌエル・エルナンデス	アプリリア	+34.256	28	2
15	ロレンツォ・ザネッティ	アプリリア	+36.214	17	1
16	ブラッドリー・スミス	ホンダ	+36.238	20
17	アンドレア・イアンノーネ	ホンダ	+43.693	15
18	マイク・ディ・メッリオ	アプリリア	+45.599	23
19	サンドロ・コルテセ	アプリリア	+45.636	18
20	ミケーレ・ピロ	ホンダ	+1:00.138	26
21	カレル・アブラハム	アプリリア	+1:00.230	30
22	フェデェリコ・サンディ	アプリリア	+1:000.316	34
23	ヴァンサン・ブライヤール	アプリリア	+1:00.776	37
24	マテオ・トゥネス	アプリリア	+1:06.141	25
25	ロレンツォ・バローニ	ホンダ	+1:06.225	22
26	ディノ・ロンバルディ	アプリリア	+1:09.129	24
27	イムレ・トス	アプリリア	+1:09.168	31
28	ヒューゴ・ファン・デン・ベルク	アプリリア	+1:15.393	38
29	ジョーイ・リットジェーン	ホンダ	+1:30.456	35
30	ロベルト・タンブリーニ	アプリリア	+1:54.277	40
Ret	ミケーレ・コンティ	ホンダ	棄権	33
Ret	アレックス・エスパルガロ	ホンダ	棄権	21
Ret	アンヘル・ロドリゲス	アプリリア	棄権	39
Ret	ミカ・カリオ	KTM	アクシデント	2
Ret	シモーネ・コルシ	ジレラ	アクシデント	8
Ret	フリアン・シモン	KTM	アクシデント	6
Ret	シモーネ・グロツキー	アプリリア	棄権	29
Ret	アレックス・マスボー	マラグーティ	アクシデント	32
Ret	エステベ・ラバト	ホンダ	アクシデント	19
Ret	ミハエル・ランセデール	KTM	アクシデント	36

脚注

参考文献

“MotoGP official website”. 2010年6月22日閲覧。

前戦 2006年のイタリアグランプリ	ロードレース世界選手権 2006年シーズン	次戦 2006年のオランダグランプリ
前回開催 2005年のカタルーニャグランプリ	カタルーニャグランプリ	次回開催 2007年のカタルーニャグランプリ

[1] ttp://www.motogp.com/ja/news/2006/Bautista+takes+victory+to+top+all+Spanish+top+four

[2] ttp://www.motogp.com/ja/news/2006/Dovizioso+takes+maiden+250cc+victory+in+Catalunya+spectacular

[3] ttp://www.motogp.com/ja/news/2006/Three+taken+to+hospital+after+Catalunya+crash

[4] ttp://www.motogp.com/ja/news/2006/Rossi+takes+Catalunya+victory+First+corner+incident+forces+restart

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2006年のカタルーニャグランプリとは？わかりやすく解説