1977年全豪オープン (12月)とは? わかりやすく解説

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1977年全豪オープン (12月)

(1977年全豪オープンテニス (12月) から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/03/22 04:32 UTC 版)

1977年12月 全豪オープン(Australian Open 1977/12)は、オーストラリアメルボルン市内にある「クーヨン・テニスクラブ」にて、1977年12月19日から31日まで開催された。

大会の流れ

  • 本年度の全豪オープンは、年頭の1月開催大会と年末の12月開催大会の2度行われた。年末大会は、2週間の開催期間で実施された。
  • 大会会場はメルボルン市内にある「クーヨン・テニスクラブ」の芝生コートで開催。
  • 男子シングルスは「64名」の選手による6回戦制で行われた。女子シングルスは「32名」の選手による5回戦制で、シード選手は8名であった。
  • 混合ダブルスは、1970年から1985年まで競技の実施が中止されていた。したがって、記事中の「決勝戦の結果」に混合ダブルスはなく、4部門のみの記載になる。

シード選手

男子シングルス

  1.  ビタス・ゲルレイティス (初優勝)
  2.  ロスコー・タナー (1回戦)
  3.  トニー・ローチ (1回戦)
  4.  ケン・ローズウォール (ベスト8)
  5.  フィル・デント (2回戦)
  6.  ジョン・アレクサンダー (ベスト4)
  7.  スタン・スミス (3回戦)
  8.  ティム・ガリクソン (3回戦)
  9.  (大会開始前に棄権)
  10.  (大会開始前に棄権)
  11.  (大会開始前に棄権)
  12.  ジョン・ロイド (準優勝)
  13.  コリン・ディブリー (2回戦)
  14.  カール・マイラー (3回戦)
  15.  ビル・スカンロン (3回戦)
  16.  キム・ウォーウィック (1回戦)

女子シングルス

  1.  イボンヌ・グーラゴング・コーリー (優勝、大会4連覇)
  2.  スー・バーカー (ベスト4)
  3.  ケリー・レイド (ベスト4)
  4.  モナ・ゲラント (ベスト8)
  5.  ヘレン・グーレイ・コーリー (準優勝)
  6.  ヘレナ・アンリオット (1回戦)
  7.  キャスリーン・ハーター (ベスト8)
  8.  レイニ・フォックス (ベスト8)

大会経過

男子シングルス

準々決勝

準決勝

女子シングルス

準々決勝

準決勝

決勝戦の結果

みどころ

  • 全豪オープンで1974年-1976年の大会3連覇を達成したイボンヌ・グーラゴングが、出産直後の復帰戦で優勝を飾った。コーリーは年頭の1月開催大会を欠場し、5月に長女を出産した。大会記録上ではグーラゴング・コーリーの「全豪オープン女子シングルス4連覇」が成立する。

外部リンク

参考文献

  • Our Open - 100 years of Australia's Grand Slam” (我らのオープン-オーストラリア・グランドスラムの100年史) News Custom Publishing, Victoria, Australia (2004) ISBN 1-876176-60-1
  • Bruce Matthews, “Game, Set and Glory: A History of the Australian Tennis Championships” (ゲーム・セット・栄冠-オーストラリア・テニス選手権の歴史) The Five Mile Press, Victoria, Australia (1985) ISBN 0-86788-078-3
先代:
1977年全米オープン (テニス)
テニス4大大会
1977年 - 1978年
次代:
1978年全仏オープン
先代:
1977年全豪オープン (1月)
全豪オープン
1977年12月
次代:
1978年全豪オープン



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