1971年(3歳時)の概況
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/22 01:19 UTC 版)
「タカイホーマ」の記事における「1971年(3歳時)の概況」の解説
1971年(昭和47年)の秋に3歳戦でデビューしたタカイホーマは、この年4戦2勝の成績を残している。しかし重賞には出走すらしておらず、新馬戦のあと条件戦を1勝しただけだった。この年のフリーハンデでは、関東馬としては14位、関東の牝馬としては4位、全国の牝馬では6位にランクされている。 この年の3歳戦では、関東と関西でそれぞれ1頭ずつ、図抜けた存在と評される牝馬が登場していた。関東のトクザクラ、関西のシンモエダケである。 関東のトクザクラは、デビューからレコード勝ちを含む3連勝、重賞の京成杯3歳ステークスでは牡馬を相手に後続を7馬身ちぎって勝った。さらに関東の3歳チャンピオン戦朝日杯3歳ステークスも牡馬を負かして優勝し、5戦4勝重賞2勝の戦績でこの年の3歳牝馬チャンピオンに選出された。フリーハンデでも関東では首位、全国でも2位(牝馬としてはシンモエダケと並んで首位)にランク付けされた。 関西のシンモエダケはデビュー戦をレコード勝ちで飾って3連勝、関西の3歳チャンピオンを決める阪神3歳ステークスでは、牡馬のチャンピオンヒデハヤテのレコード勝ちには屈したものの、他の牡馬には譲らず2着になった。関西では「桜花賞候補」と目されており、フリーハンデは関西馬では2位(首位はヒデハヤテ)、牝馬としてはトクザクラと同点で全国首位となった。
※この「1971年(3歳時)の概況」の解説は、「タカイホーマ」の解説の一部です。
「1971年(3歳時)の概況」を含む「タカイホーマ」の記事については、「タカイホーマ」の概要を参照ください。
- 1971年の概況のページへのリンク