/バルムンクとは? わかりやすく解説

バルムンク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/25 21:33 UTC 版)

バルムンクBalmung)は、『ニーベルンゲンの歌』に登場する。幅広で、黄金の柄には青い宝玉が埋め込まれ、鞘は金色の打紐で巻き上げられていた[1]北欧神話グラム、『ニーベルングの指環』のノートゥンク英語版に相当する。

概要

ニーベルンゲン族のシルブンクとニベルンクがジークフリート財宝の分配を依頼する際に彼に贈ったが、分配に不平を漏らすものがおり、ジークフリートはその役割を果たせなかった[2]。怒ったジークフリートは二人の王とニーベルンゲン族の勇者たちを斬り、結果として彼らの宝を手に入れることになった[3]。ジークフリートはバルムンクを愛剣として数々の軍功を挙げた。

ハゲネはジークフリートの暗殺を謀ったとき、反撃されないようバルムンクと狩猟の弓をジークフリートの手元から奪ったため、ジークフリートはハゲネを打ち漏らす結果となった[4]。ハゲネはジークフリートを殺害した後にバルムンクを自分の剣とするが[1][5]、ブルクントの王グンターの供としてフン族の王エッツェルを訪れたときに、クリームヒルトにこれを誇示して見せたため、彼女の憎しみをかき立てた[6]。クリームヒルトは捕らえられたハゲネの首をバルムンクで刎ね、ジークフリートの復讐を果たした[7]

脚注

  1. ^ a b 『ニーベルンゲンの歌 後編』p.175。
  2. ^ 『ニーベルンゲンの歌 前編』p.32。
  3. ^ 『ニーベルンゲンの歌 前編』p.32-p.33。
  4. ^ 『ニーベルンゲンの歌 前編』p.267、p.269。
  5. ^ 『ニーベルンゲンの歌 後編』p.180。
  6. ^ 『ニーベルンゲンの歌 後編』p.175-p.176。
  7. ^ 『ニーベルンゲンの歌 後編』p.335。

参考文献


(リアル名不明)/バルムンク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/14 00:06 UTC 版)

CyberConnect Corporation」の記事における「(リアル不明)/バルムンク」の解説

フィアナ末裔」として知られるプレイヤーで、『.hack第1期ゲーム)』や『.hack//SIGN』をはじめ多く作品登場する。『.hack//黄昏の腕輪伝説』ではCC社就職し管理者任されているが、シューゴの存在危機感抱いた上層部対立管理者職を追われることとなった

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