龍善寺 (新宿区)とは? わかりやすく解説

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龍善寺 (新宿区)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/18 10:04 UTC 版)

龍善寺
所在地 東京都新宿区早稲田町77
位置 北緯35度42分21.0秒 東経139度43分24.1秒 / 北緯35.705833度 東経139.723361度 / 35.705833; 139.723361座標: 北緯35度42分21.0秒 東経139度43分24.1秒 / 北緯35.705833度 東経139.723361度 / 35.705833; 139.723361
山号 太子山
院号 聖徳皇院
宗派 真宗大谷派
本尊 阿弥陀如来
創建年 寛永15年(1638年
開山 円明院教祐
開基 真行院欅道哲
公式サイト 龍善寺
法人番号 9011105000751
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龍善寺(りゅうぜんじ)は、東京都新宿区にある真宗大谷派寺院

歴史

1638年寛永15年)、円明院教祐によって開山された。徳川氏の旧領だった三河国には、元々浄土真宗門徒(信者)が多く、三河一向一揆まで起き、一時は徳川家康を追い詰めていた。その後、徳川氏の江戸入府とともに、門徒たちも江戸に移住した。門徒たちは故郷の三河国岡崎(現・愛知県岡崎市)の上宮寺本尊を拝したいので、江戸で開帳してほしいという要望を出したので、上宮寺の江戸支院という位置づけて、開帳と同時に当寺が創建された[1][2]

開帳後、上宮寺の本尊は岡崎に戻されたが、代わりに上宮寺より阿弥陀如来像が贈られ、当寺の本尊となった。この像は鎌倉時代に作られたという[2]

元々は、現在の東京都渋谷区千駄ヶ谷に位置していたが、1667年寛文7年)に現在地に移転した[1]

その後、当寺内で南春寺を再興させている[1]

文化財

  • 木造阿弥陀如来立像(新宿区指定文化財 平成9年3月7日指定)[3]

交通アクセス

脚注

  1. ^ a b c 東京市牛込区 編『牛込区史』東京市牛込区、1930年、572-573p
  2. ^ a b 龍善寺の概要と歩み龍善寺
  3. ^ 新宿区指定・登録文化財一覧新宿区

参考文献

  • 東京市牛込区 編『牛込区史』東京市牛込区、1930年

関連項目

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