鶏戦争
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/23 06:36 UTC 版)
鶏戦争(ポーランド語表記:Wojna kokosza)は、1537年に反王権主義、反絶対主義を標榜するポーランドの中小貴族階級が起こしたロコシュ(強訴)の通称。この侮蔑的な呼称は、大部分が国王を支持し、マウォポルスカのルヴフに反乱を起こそうと集結した一般貴族たちが出来るのは「田舎の鶏を全滅させる」ことくらいである、と息巻いていた大貴族(マグナート)たちが付けたものであった。マグナートが選んだ「kokosz」の語は「卵を産む雌鶏」を意味し、これは発音の似ている「ロコシュ(rokosz)」と「ココシュ(kokosz)」とを言い換えた言葉遊びとなっている。
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