鴻原春美とは? わかりやすく解説

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鴻原春美

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/27 22:53 UTC 版)

鴻原 春美[1]
基本情報
生年月日 (1965-06-24) 1965年6月24日(60歳)
性別 女性
国籍 日本
出身地 大阪府大東市
身長 167cm
体重 60kg
血液型 O型
選手情報
利き腕
種目 女子シングルス
女子ダブルス
混合ダブルス
主な戦績
経歴
所属 パナソニック

鴻原 春美(こおはら はるみ、1965年6月24日 - )は、日本の元バドミントン選手。現姓:岩城[2]

来歴

大阪府大東市出身[2]。中学校1年からバドミントンを開始し、四條畷学園中学校・高等学校在学時は、1980年、全国中学校選手権優勝、1982年度高校選抜において、女子シングルス3位、ダブルス優勝、1983年度、全国高校学校総合体育大会は女子シングル、ダブルス共に優勝。1984年3月、同中学・高校卒業後、同年4月、四條畷学園女子短期大学に進学。1984年、全日本学生バドミントン選手権大会シングルス優勝、1985年、同大会シングルス連覇、ダブルス優勝。

1986年1月、台北オープン女子ダブルス2位、3月、ヨネックス・ジャパンオープン3位[3]、同月同短大卒業後、同年4月、三洋電機に入社。バドミントン部入部直後に、ケガのため右すねの骨の移植手術を受け、リハビリ等完全復帰までに2年半を要した。

1987年、全日本社会人選手権ダブルス2位、1988年、1989年、全日本総合選手権女子ダブルス3位。 1990年、尚美学園に移籍。1991年、全日本社会人バドミントン選手権大会にて女子シングルス2位、女子ダブルス優勝。

1992年バルセロナオリンピックの女子シングルスと女子ダブルスに出場し、シングルス、母校の後輩である、水井妃佐子と組んだダブルスでもベスト16と言う結果であった。オリンピック終了後、現役を引退し、古巣である三洋電機に戻り、ジュニアチームの指導に当たる。

後年、2004年から2015年迄、ガンバ大阪のトレーナーを務めていた[4]、岩城孝次と結婚[2]。3児を授かる。 2009年に鴻原の所属先であった三洋電機が夫の当時の所属チームのメインスポンサーであるパナソニックから、有効的TOBにより吸収合併され子会社となったが、資本関係変更後もジュニアチームで指導を担当。しかし、2012年12月28日にパナソニックがバドミントン部の活動を休止を発表し、2013年3月末付で解散。大阪府四條畷市に、ジュニアクラブである、田原スマッシュバドミントンクラブを立ち上げる[5]。その他に、ヨネックスアドバイザリースタッフやオリンピアンズ協会、日本サッカー協会主催のスポーツこころのプロジェクト スポーツ笑顔の教室「夢の教室」夢先生、大阪市「夢・授業」のバドミントン講師等を務めている。

主な成績

大会 種目 成績 Name
1989 ジャパンオープン 女子シングルス 5 鴻原春美
1989 フランスオープン 女子シングルス 9 鴻原春美
1989 世界バドミントン選手権大会 女子シングルス 17 鴻原春美
1991 全英オープン 女子シングルス 9 鴻原春美
1991 世界バドミントン選手権大会 女子シングルス 33 鴻原春美
1992 ジャパンオープン 女子シングルス 5 鴻原春美
1992 韓国オープン 女子シングルス 3 鴻原春美
1992 カナダオープン 女子ダブルス 3 水井妃佐子 / 鴻原春美
1992 カナダオープン 女子シングルス 5 鴻原春美
1992 バルセロナオリンピック 女子ダブルス 9 水井妃佐子 / 鴻原春美
1992 バルセロナオリンピック 女子シングルス 17

脚注

  1. ^ 2000年代以降、ファーストネームがカタカナ表記に変更
  2. ^ a b c Firends Index vol.29 岩城ハルミ(元バドミントン選手)”. 橋本英郎 公式Webサイト (2011年9月27日). 2018年4月1日閲覧。
  3. ^ GAME&PLAYER 1982年~1986年”. ヨネックスオープンジャパン 公式Webサイト (2012年3月1日). 2018年4月1日閲覧。[リンク切れ]
  4. ^ 2016年から京都サンガのチーフトレーナーとして移籍
  5. ^ 大阪府小学生バドミントン連盟”. osakafushobad.web.fc2.com. 2019年3月14日閲覧。



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