魂の叫び_(ローラ・ニーロのアルバム)とは? わかりやすく解説

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魂の叫び (ローラ・ニーロのアルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/18 01:48 UTC 版)

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魂の叫び
ローラ・ニーロスタジオ・アルバム
リリース
録音 1970年5月、ニューヨーク市
ジャンル ポップ
時間
レーベル コロムビア
プロデュース
ローラ・ニーロ アルバム 年表
ニューヨーク・テンダベリー
(1969)
魂の叫び
(1970)
ゴナ・テイク・ア・ミラクル
(1971)
『魂の叫び』収録のシングル
  1. アップ・オン・ザ・ルーフ」/「キャプテン・セイント・ルシファー」
    リリース: 1970年8月 (1970-08)
  2. 「私がフリーポートならあなたはメイン・ドラッグ」/「汽車に乗って」
    リリース: 1971年1月 (1971-01)
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魂の叫び』(Christmas and the Beads of Sweat)は、ニューヨーク出身のシンガー、ソングライター、ピアニストであるローラ・ニーロによる4枚目のアルバム。このアルバムは、1970年の初夏にプロデューサーのフェリックス・キャヴァリエアリフ・マーディンとともに録音した後に、同年11月、コロンビア・レコードのレーベルでリリースされた。ニーロは製作の手綱を二人に手渡したが、依然としてプロジェクトを管理し、共同で編曲を行った。

このアルバムは、『イーライと13番目の懺悔』(1968)および『ニューヨーク・テンダベリー』(1969)とからなるローラ・ニーロ三部作の最終章である。音楽的には、このアルバムは2つの架け橋であり、『イーライ…』のより明るく楽しいトーンと、ダークで官能的でピアノ主体の『テンダベリー』との間でバランスを取っている。

サイド1ではマッスルショールズリズムセクションの存在によって、アルバムはよりやさしく、ロックにインスパイアされたサウンドとなっているが、ニーロの刺激的な歌詞と不機嫌なピアノ演奏によって相殺されている。ニーロはこの頃までにソングライターとしての高い評判を築いており、このアルバムで "Beads of Sweat" をドライブするギターソロを追加するデュアン・オールマンと、サイド2にハープを追加するアリス・コルトレーンをフィーチャーしている。

ニーロのソングライターとしての人気に支えられたこのアルバムは、ポップアルバムチャートとして知られるビルボード200の51位を最高に、商業的には2番目に成功したアルバムになった。また、このアルバムにはニーロ唯一のシングルヒットとなったジェリー・ゴフィン/キャロル・キングの「アップ・オン・ザ・ルーフ」のカバーが収められており、ビルボード・ホット100において92位となった。

トラックリスト

特に記載のない限り、全ての楽曲はローラ・ニーロによる作詞作曲

サイド1
# タイトル 作詞 作曲・編曲 時間
1. 「褐色の大地 (Brown Earth)」    
2. 「私がフリーポートならあなたはメイン・ドラッグ (When I Was a Freeport and You Were the Main Drag)」    
3. 「ブラックパッチ (Blackpatch)」    
4. 「汽車に乗って (Been on a Train)」    
5. 屋根の上で (Up on the Roof)(ジェリー・ゴフィン、キャロル・キング)    
サイド2
# タイトル 作詞 作曲・編曲 時間
6. 「支那ちょうちんのある二階部屋 (Upstairs by a Chinese Lamp)」    
7. 「宝への地図 (Map to the Treasure)」    
8. 「汗のしずく (Beads of Sweat)」    
9. 「わが心のクリスマス (Christmas in My Soul)」    

パーソネル

  • ローラ・ニーロ – ピアノ、ボーカル、編曲
サイド1の追加ミュージシャン
  • バリー・ベケット – ビブラフォン
  • フェリックス・キャヴァリエ – オルガン、ベル、プロデューサー
  • ロジャー・ホーキンス – ドラムス
  • エディ・ヒントン – エレクトリック・ギター
  • デビッド・フッド – ベース
  • ジャック・ジェニングス – パーカッション
  • スチュアート・シャーフ – アコースティック・ギター
他のミュージシャン

アルバムには以下のミュージシャンがクレジットされているが、どのトラックで演奏したのかは明示されて居ない。

サイド2の追加ミュージシャン
テクニカル
  • アリフ・マーディン – 編曲、指揮者、プロデューサー
  • ロイ・シーガル – エンジニア
  • ティム・ジーラン – エンジニア
  • ジェリー・リー・スミス – アシスタントエンジニア
  • ダグ・ポメロイ – アシスタントエンジニア
  • ベス・オブライエン – カバー写真

脚注

Michele Kortよる伝記Soul Picnic:The Music and Passion of Laura NyroISBN 0-312-20941-X


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