鬼から奪った財宝
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 07:32 UTC 版)
江戸期の文学では、桃太郎が持ち帰る財宝は、隠れ蓑、隠れ笠、打ち出の小槌、金銀、延命袋(第一系統、第二系統)などである。第三系統の『桃太郎一代記』(北尾政美画 天明元年/1781年)などで金銀宝玉やさんごが加わってくる。20世紀に入ると、その宝が「金銀珊瑚綾錦」であることが常套句のようになってもちいられているが、昭和期の童話の出版物でも、これらの他にあいかわらず隠れ蓑や打ち出の小槌も加わっていた。
※この「鬼から奪った財宝」の解説は、「桃太郎」の解説の一部です。
「鬼から奪った財宝」を含む「桃太郎」の記事については、「桃太郎」の概要を参照ください。
- 鬼から奪った財宝のページへのリンク