駅船とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 交通 > 船舶 > > 駅船の意味・解説 

えき‐せん【駅船】

読み方:えきせん

律令制において、水駅(すいえき)に常備して公用役人往来使用した船。


駅船

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/11 07:20 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

駅船(えきせん)は、律令制において水駅もしくはそれに準じた駅家に設置された船。

概要

厩牧令に水駅では閑繁を計って駅ごとに船4隻以下2隻以上の船を設置できるとある。だが、日本の律令制において実際に置かれた水駅は数か所しかなく、実際には『令義解』に示された「水陸兼送」すなわち陸上(馬)と水上(船)を併置した駅が存在した場所にも駅船が設置されていたとみられている。『延喜式』の兵部省式には、駅馬と駅船の配置状況が示されているが、出羽国佐芸駅には馬4疋・船10隻が配置されるなど、必ずしも令制に従った船の配置が行われていた訳ではなかった。

参考文献




駅船と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「駅船」の関連用語

駅船のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



駅船のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの駅船 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS