首相候補時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 04:39 UTC 版)
2014年9月に社会党は翌年の総選挙を控えて、首相候補にコスタを選んだ。党の候補を選出する投票でコスタは70パーセント近くを得票し、敗北したアントニオ・ジョゼ・セグーロ党首は辞任を表明した。2015年4月にコスタは選挙戦に専念するために市長を退任した。 選挙戦でコスタは財政緊縮政策の緩和・各家庭の可処分所得の増加を誓った。緊縮措置を廃止して減税を実施する一方、財政赤字を削減するために所得・雇用・成長を後押しすると公約し、これによって赤字幅を欧州連合の収斂基準まで低下させることができるだろうと主張した。また非常に評判の悪かった付加価値税の引き上げを撤回し、公務員のいくつかの手当を復活した。
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