飛行艇・回転翼機用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 01:30 UTC 版)
「海上自衛隊のソナー」の記事における「飛行艇・回転翼機用」の解説
対潜哨戒用回転翼機に搭載する懸吊ソナー(ディッピングソナー)も開発・運用されている。これらソナーは、ホバリング中の回転翼機より海中へ懸吊され、海中でハイドロフォンを展開し、潜水艦の音響探知を行う。対潜哨戒用飛行艇(PS-1)においては、機体の大きさを利用し、回転翼機よりも大型の吊下ソナーが搭載できた。着水し、海中にソナーを展開する方式となる。アメリカ海軍のAN/AQS-6を参考にHQS-101が開発。運用された。海上自衛隊では以下のものが用いられた。 HQS-101:PS-1向け。試作機HQS-101Xのほか、改良型HQS-101B及びCがある。 HQS-102:HSS-2B向け、初の国産ヘリコプター用ソナー。RDT送信方式による探知距離の延伸、FM送受信による残響低減、小型軽量化が図られた。 HQS-103:SH-60J向け HQS-104:SH-60K向け
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