静電レンズ式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/10 17:11 UTC 版)
静電場を利用して電子を収束する。電源電圧が不安定でも比較的安定して使用する事が出来、使用する材料も電磁レンズ式よりも少なくて良かったので戦中、戦後の日本で使用された。反面、高分解能化には高電圧化する必要があり、絶縁耐圧を高める必要がある等、構造が単純な反面、高分解能化には適していなかった。
※この「静電レンズ式」の解説は、「電子顕微鏡」の解説の一部です。
「静電レンズ式」を含む「電子顕微鏡」の記事については、「電子顕微鏡」の概要を参照ください。
- 静電レンズ式のページへのリンク