静的解析と動的解析
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/05/19 06:10 UTC 版)
「動的プログラム解析」の記事における「静的解析と動的解析」の解説
静的解析と動的解析は相互に補完する技術である。例えば、マルチスレッド処理にまつわるバグは静的解析では見落とすおそれがあるが、動的解析では特定することができるため、Javaアプリケーションの解析には両方の解析手法が必要である。 静的解析と動的解析を組み合わせることで、バグ検出の精度と速度が高まり、競合状態やデッドロック、リソースリークなど、実行してみないと表面化しない処理を徹底的に解析することができる。 静的解析、動的解析で発見できることは、モデル検査、証明系でより効率的に発見できることもある。これらの機能を動的解析の中に組み込んでいる場合もある。
※この「静的解析と動的解析」の解説は、「動的プログラム解析」の解説の一部です。
「静的解析と動的解析」を含む「動的プログラム解析」の記事については、「動的プログラム解析」の概要を参照ください。
- 静的解析と動的解析のページへのリンク