うん‐てい【雲×梯】
雲梯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/02 09:59 UTC 版)
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雲梯(うんてい)とは、長いはしごのこと。ここでは、攻城兵器としての雲梯と、遊具としての雲梯とについて述べる。
攻城兵器
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この節は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。2019年4月)
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- 城壁を乗り越えるために台車の上に折りたたみ式のはしごを搭載し、これを城壁にとりつけて兵士を突入させた。『戦国策』『墨子』においては公輸盤(公輸班、魯班とも)が開発したと記されている[1]。内容は、梯子改良型の城攻め新兵器を作り、宋を攻めようとしたが、墨子が公輸盤の元に来て、戦争を論じ合い、模型を使って、楚王の前で勝負をし、公輸盤は雲梯を使って9度攻めたが、墨子の守りは固く、攻め落とせなかった。これを見た王は宋を侵略しないと約束した[1]。
遊具
- 金属パイプ製のはしごを横方向にほぼ水平に設置しぶら下がりながら手を伸ばして移動する遊具。ギネスブック認定世界最長の雲梯は兵庫県神戸市のサンシャインワーフ神戸に設置されているもので、全長149.992m。
太鼓はしご
- 全体が水平ではなくアーチ状になっているものは「太鼓はしご」と呼ばれる[2]。
安全性の問題
2017年4月、香川県の保育所にて3才女児がうんていの支柱とはしご(高さ約1m)との間にできたV字部分に首を挟まれた状態で見つかり救急搬送、翌年1月に死亡[5]。
脚注
雲梯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/22 09:42 UTC 版)
攻城戦では、敵の城壁・市壁を超えるために雲梯(エスカレード、英語:Escalade、Assault ladder)と呼ばれる長い梯子が使われた。
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