雨あがりの女とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 雨あがりの女の意味・解説 

雨あがりの女

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/22 15:43 UTC 版)

雨あがりの女
ジャンル テレビドラマ
脚本 黒土三男
演出
  • 大村哲夫
  • 藤原英一
出演者
オープニング ブラームス「交響曲第3番第3楽章」
(ピアノアレンジ:羽田健太郎
国・地域 日本
言語 日本語
話数 8話
製作
制作 テレビ朝日
放送
放送チャンネル テレビ朝日系列
放送国・地域 日本
放送期間 1982年2月22日 (1982-02-22) - 1982年4月19日 (1982-4-19)
放送時間 月曜 22:00
放送枠 月曜劇場
放送分 54分
テンプレートを表示

雨あがりの女』(あめあがりのおんな)は、1982年2月22日から同年4月19日までテレビ朝日系列の「月曜劇場」枠で放映されたテレビドラマ

あらすじ

一人の幼い少女が実の母とその愛人によって川に投げ捨てられたが、一命を取り留め、その後施設で育った。その少女こそ、本作のヒロインの工藤愛子である。愛子は15歳の時にスリグループに入り、スリとして生きていくようになる。

ある日、愛子は脚本家の小谷京平の財布を盗む。京平はプロデューサーの中原に原稿を見てもらいに行く途中だった。しかも財布の中には、熊本から受験のため上京するとの京平の妹からの手紙も畳んで入れてあった。そして愛子は喫茶店に入るが、そこへ初めてスリで捕まった時の担当刑事だった藤田が現れ「君の実母を見付けた。母は君に会いたがっている。だから今度こそ君の力になりたい」と言われたが、愛子は心を閉ざしたままだった。愛子は藤田を愛したことがあったが、それは愛子からスリ仲間を聞き出すために利用されただけと知ったことが、愛子が藤田に対して心を閉ざしている理由だった。その後電車の中で再びスリを働いて捕まりそうになったが、隙を見て逃走、刑事たちに追われる。逃げ込んだ先は奇しくも京平のアパートだった。そこで自分に優しく接する京平を不審に思う愛子だったが、京平が居眠りを始めたすきに、かばんに京平の財布を戻して部屋を立ち去った。信じた人間に次々に裏切られ、極度の人間不信に陥っていく愛子の姿を描いた[1][2][3]

キャスト

スタッフ

  • 脚本:黒土三男
  • 演出:大村哲夫(第1話 - 5話)、藤原英一(第6話 - 8話)

サブタイトル

  • 第1話 「愛子は女スリ」 (1982年2月22日)
  • 第2話 「スリを愛した刑事」 (1982年3月1日)
  • 第3話 「愛子を棄てた母!」 (1982年3月8日)
  • 第4話 「愛子追いつめられて」 (1982年3月15日)
  • 第5話 「バレた正体!私を抱いて」 (1982年3月22日)
  • 第6話 「愛子絶体絶命!」 (1982年4月5日)
  • 第7話 「愛子の決断」 (1982年4月12日)
  • 第8話 「愛ある旅立ち」 (1982年4月19日)

脚注

  1. ^ 『1980年代全ドラマクロニクル』(TV LIFE学研パブリッシング)編集部編)p.135
  2. ^ 京都新聞 1982年2月22日テレビ欄での本作の紹介記事より。
  3. ^ 毎日新聞 1982年2月22日テレビ欄での本作の紹介記事より。

外部リンク

テレビ朝日系列 月曜劇場
前番組 番組名 次番組
雨あがりの女



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「雨あがりの女」の関連用語

雨あがりの女のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



雨あがりの女のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの雨あがりの女 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS