阿部孝義とは? わかりやすく解説

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阿部孝義

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/18 01:26 UTC 版)

阿部 孝義(あべ こうぎ、1936年 - )は、日本政治家山形県大石田町教育委員会教育長、同町長(3期)を歴任。

来歴

大石田町出身。1959年駒澤大学文学部歴史学科卒業[1]。町職員となる。教育委員会教育長の時、文化財の保護に努める登録文化財制度を大石田町が東北北海道で初めて、全国では京都府と京都市、横浜市に次いで4番目に採用することに尽力[2][3]助役を歴任した。

2002年12月に町長に初当選。

2006年12月に再選(2期目)[4][5]。2006および2007年、山形県市町村職員研修協議会副会長[6]。かおり風景100選「大石田町そばの里」推進協議会会長などを歴任[7]

2010年12月に再選(3期目)[8][9]

2011年9月25日、受託収賄の疑いで逮捕された。町が発注した公共工事の指名競争入札をめぐり、阿部は2007年7から8月に尾花沢市の建設会社社長から特定の業者を指名から外すよう依頼を受け、見返りに現金100万円を受け取ったとされる[10]。同年10月3日、町長を辞職[11]。その後起訴された[12]

同年11月13日、それに伴う出直し町長選が投開票され、無所属新人で前町商工会長の庄司喜与太が無所属新人の前町議の大山二郎を破り初当選した。

著作

  • 共著『山形の先達者1』1998年3月発行、(財)山形県生涯学習人材育成機構 平成6年・7年度「山形人国記リレー講演」講座録、「小松均」名垣義助(日本画家),阿部孝義(大石田町教育委員会教育長)

脚注

  1. ^ 駒澤大学. “「文学部歴史学科創立75周年記念事業」2004年7月”. 2021年1月15日閲覧。
  2. ^ 尾花沢市. “三宅太一郎議員「平成6年大石田町が東北北海道で、初めて登録文化財制度をスタート」2004.3”. 2021年1月15日閲覧。[リンク切れ]
  3. ^ 山形県生涯学習センター「遊学館」. “「山形の先達者1」1998年3月発行”. 2021年1月15日閲覧。
  4. ^ 時事通信. “「阿部孝義・山形県大石田町長」2009年”. 2021年1月15日閲覧。
  5. ^ 全国治水砂防協会. “「次年子(じねんご)地区の地すべり災害への対策について」砂防と治水198号(2010年12月発行)より”. 2021年1月15日閲覧。
  6. ^ 山形県. “「市町村職員研修協議会歴代役員名簿」”. 2021年1月15日閲覧。
  7. ^ 社団法人におい・かおり環境協会. “かおり風景100選「大石田町そばの里」推進協議会「平成21年度表彰」2010年5月”. 2021年1月15日閲覧。
  8. ^ 選挙NEXT. “阿部孝義”. 2021年1月15日閲覧。
  9. ^ 葛巻町. “「そばで地域おこし」くずまき議会だよりNo.155 2011(H23)年7月20日”. 2021年1月15日閲覧。[リンク切れ]
  10. ^ 山形・大石田町長を逮捕 受託収賄容疑”. 日本経済新聞 (2011年9月26日). 2024年6月11日閲覧。
  11. ^ “受託収賄容疑の町長が辞職 山形・大石田町”. 日本経済新聞. (2011年10月3日). https://www.nikkei.com/article/DGXNASDG03020_T01C11A0CC1000/ 2023年4月4日閲覧。 
  12. ^ “山形・大石田町長を受託収賄で起訴”. 日本経済新聞. (2011年10月14日). https://www.nikkei.com/article/DGXNASDG14048_U1A011C1CC1000/ 2023年4月4日閲覧。 

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