関税の引下げ時期
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/29 03:44 UTC 版)
「地域的な包括的経済連携協定」の記事における「関税の引下げ時期」の解説
RCEP協定による引下げは、最長20年で段階的引き下げを行うが、具体的には協定の発効時点で1年目の引下げを行い、次の1月1日(インドネシア、日本国及びフィリピンについては4月1日)に第2回目の引下げを行い、3年目以降も同様に引き下げる。批准が当初の発効に間に合わなかった場合は、自国について発効した段階で、協定が効力を生ずる日に開始したものとみなして適⽤(キャッチアップ)する。CPTPPについては、①新締約国の発効日を起点として適⽤する、②協定の発効日に発効したものとして適⽤するのいずれかをそのつど選択することになっていたが、RCEP協定ではキャッチアップのみとなった。
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