長芋と山芋の違いと使い分け方
ヤマノイモ科の植物の中に「ヤマノイモ(山の芋)」という種があり、これを指して「山芋」と呼ぶ場合は多い。ただしヤマノイモに限らず、ナガイモ・ツクネイモ・イチョウイモなども「山芋」と呼ばれて扱われていることも多い。なお、ツクネイモやイチョウイモは「大和芋」と呼ばれることもあり、分類上はナガイモの1品種である。
じねんじょ(自然薯)は、ヤマノイモの別名である。
長芋も山芋(ヤマノイモ)も、すりおろして「とろろ」にして食べられることが多い。ヤマノイモのとろろは(自然薯がそうであるように)粘り気が強く、長芋は相対的に粘り気が少ない。比較すれば風味や食感の違いは明確にあるといえるが、「山芋の風味」という大きな括りにおいて、そこまで顕著な違いがあるというわけでもない。
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