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長正路

名字 読み方
長正路ちょうしょうじ
名字辞典では、珍しい名字を中心に扱っているため、一般的な名字の読み方とは異なる場合がございます。

長正路

読み方
長正路ちょうしょうじ

長正路

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 00:38 UTC 版)

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長 正路(ちょう まさみち、1910年明治43年)1月28日[1] - 1984年昭和59年)4月22日[2][3])は、昭和期の労働運動家、新聞記者、実業家政治家衆議院議員

経歴

福岡県[2][3]糟屋郡大川村[4](現粕屋町)で生まれる。福岡県福岡工業学校(現福岡県立福岡工業高等学校)を中退後[4]、上京して専修大学経済科で学んだが中退した[3][4][注 1]。労働運動に加わり、1937年(昭和12年)上海で開催された極東反戦学生会議に出席[4]。労働組合全国評議会中央執行委員、日本無産党中央執行委員を務めた[3]。その後、読売新聞社記者、都新聞社記者を経て、南旺映画の取締役に就任した[3][4]太平洋戦争では南方軍嘱託となりサイゴン(現ホーチミン市)で文化工作に従事して終戦を迎えた[3][4]

1945年(昭和20年)日本社会党の創立に加わった[2][4]。1952年(昭和27年)10月の第25回衆議院議員総選挙福岡県第1区から右派社会党公認で出馬して落選[5]。1953年(昭和28年)4月の第26回総選挙に出馬して当選し[2][3][6]、衆議院議員に1期在任した[2][3]。この間、社会党中央委員、同党福岡県連合会書記長、同副会長などを務めた[3]。その後、第27回、同補欠選挙(1956年11月)、第28回第29回総選挙に立候補したがいずれも落選した[7]。1960年(昭和35年)民主社会党(民社党)の結党に参画し同党福岡県連副委員長に就任した[2]

その他、大勢鉱業常務取締役となった[3]

脚注

注釈

  1. ^ 『新訂 政治家人名事典 明治~昭和』392頁では専修大学経済科卒。

出典

  1. ^ 衆議院『衆議院議員名簿.第20回国会』〈衆議院公報附録〉、1954年、30頁。
  2. ^ a b c d e f 『新訂 政治家人名事典 明治~昭和』392頁。
  3. ^ a b c d e f g h i j 『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』405頁。
  4. ^ a b c d e f g 『ふるさと人物記』185-186頁。
  5. ^ 『国政選挙総覧 1947-2016』350頁。
  6. ^ 『国政選挙総覧 1947-2016』351頁。
  7. ^ 『国政選挙総覧 1947-2016』351-352頁。

参考文献

  • ふるさと人物記刊行会編『ふるさと人物記』夕刊フクニチ新聞社、1956年。
  • 衆議院・参議院『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
  • 『新訂 政治家人名事典 明治~昭和』日外アソシエーツ、2003年。
  • 『国政選挙総覧 1947-2016』日外アソシエーツ、2017年。


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