すずきしき‐ばんのうけんびいんがほう〔‐バンノウケンビイングワハフ〕【鈴木式万能顕微印画法】
読み方:すずきしきばんのうけんびいんがほう
⇒スンプ法
鈴木式万能顕微印画法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/04/12 15:43 UTC 版)
「プレパラート」の記事における「鈴木式万能顕微印画法」の解説
鈴木純一が考案した。英訳のSuzuki's Universal Micro-Printing methodからスンプ法といわれる。プラスチック(セルロイドなど)に酢酸アミル(または酢酸イソアミル)を数滴たらし、表面が柔らかくなったところで観察対象物を押し付け、酢酸アミルが蒸発した後にはがす。表皮をはがせない葉などに用いられる。この方法を用いてプレパラートを作成するためのプラスチックと溶剤をセットにしたものが市販されており、これをスンプセットという。 簡易的にセロファンテープの糊の面を観察対象物に貼りつけ、それをはがしてスライドガラスに張り付けて観察する方法もあり、この方法もスンプ法といわれることがある。
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