金属間化合物に関する法則(価電子数について)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/12/05 05:57 UTC 版)
「ヒューム‐ロザリーの法則」の記事における「金属間化合物に関する法則(価電子数について)」の解説
遷移金属と、比較的金属性の高いⅡ・Ⅲ・Ⅳ族元素との間の金属間化合物では、結晶構造が同じであれば、価電子の総数と総原子数の比e /a (電子濃度)はある一定値(3/2、21/13、7/4)になるという法則である。 これは、ある種の金属間化合物の結晶構造が電子構造により決まることを示している。このような金属間化合物を電子化合物、またはヒューム-ロザリー型化合物という。
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