金井亨とは? わかりやすく解説

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金井亨

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/09/20 21:23 UTC 版)

金井 亨(かない とおる、1964年7月17日- )は、日本の経営者。身長183cm、体重78kg。

来歴

栃木県宇都宮市に生まれ、宇都宮市立戸祭小学校、宇都宮市立星が丘中学校、栃木県立宇都宮北高等学校を卒業。

駒澤大学法学部法律学科に入学し、大学4年時に全日本バスケットボール選手権大会に出場。卒業後、旅行代理店、ホテル東日本宇都宮に勤務。

2004年、栃木県にプロバスケットボールチームを誕生させるための活動を開始、「栃木県にプロバスケットボールチームを招致する会」(以下「招致する会」)を設立、代表に就任。「招致する会」はbjリーグへの参入を目指し、署名活動を始めた[1]。2005年9月までに累計で一万人以上の署名を集めるも、リーグ参入はかなわず、「招致する会」は活動停止(自然消滅)する。

2005年、元大塚商会アルファーズスタッフの下出恒平[2]を代表に立ち上がった「栃木県にプロバスケットボールを作る会」(以下「作る会」)に参加(代表補佐)。「作る会」は協会が設立する新リーグへの参入を目指し、2006年1月までに約一万五千人の署名を集めたとされる。[3]2006年6月に「作る会」を法人化したプロバスケットボールチームの運営会社、ドリームチームエンターテインメント栃木を創設し、出資者として取締役に就任[4](社長は代表の下出)。7月、新リーグ参入申請が却下される。

2007年、栃木県初のプロバスケットボールチーム栃木ブレックス(現リンク栃木ブレックス)が誕生[5]、同年6月18日に2007年1月より社長であった山谷拓志とともに、NHK栃木放送局の『とちぎ6時です!』に出演し、日本バスケットボールリーグ1部で5年後に日本一となるのが目標と語った[6]

リンク栃木ブレックスはチームが発足した初年度は、JBL2部に所属、2008-2009シーズンよりJBL1部に昇格した。金井は、リンク栃木ブレックスの運営会社である「ドリームチームエンターテインメント栃木」の筆頭株主を務めていたが(63.6%)、2009年リンクアンドモチベーションに株式を売却、ドリームチームエンターテインメント栃木は、リンクアンドモチベーションの完全子会社化した[7]。以降、ブレックス関係には元株主で唯一関与していない[8]

民主塾生として政治を学び、2011年4月統一地方選挙栃木県議会議員選挙に宇都宮市・上三川町選挙区から出馬したが落選した[9]

現在は企業経営の傍ら、在野の政治家としてtwitterを中心とした政治活動を行っている。

脚注

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  1. ^ 今日のお客様 プロバスケットボールチームTOCHIGI BREXチケット ゲーム オペレーションディレクター 金井亨さん”. 栃木放送 (2008年1月12日). 2015年9月20日閲覧。
  2. ^ 後にレラカムイ北海道運営会社の取締役を経て、2015年現在はブレックスのスタッフ。
  3. ^ ただし、この署名に「招致する会」で集めた、「bjリーグ参入のための署名」の分が含まれているかどうかは不明。
  4. ^ 下野新聞「SOON」ブレックス・金井亨取締役 夢のチーム発進 2008年9月21日05時00分
  5. ^ 栃木放送「土曜ちゃっかり亭」本日のお客様インタビュー 2008年01月12日放送分
  6. ^ とちぎ6時です!”. NHK栃木放送局 (2007年). 2015年9月20日閲覧。
  7. ^ 株式会社ドリームチームエンターテインメント栃木の株式取得(完全子会社化)に関するお知らせ”. リンクアンドモチベーション (2009年5月15日). 2015年9月20日閲覧。
  8. ^ 設立当初の代表で株主だった下出は前述、買収時の株主だった個人二名はそれぞれ顧問と契約アドバイザー、企業一社はオフィシャルスポンサーとして、現在も関与している。
  9. ^ ニュース2011年”. 民主党栃木県総支部連合会 (2011年). 2015年9月20日閲覧。

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