重力式岸壁
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 14:46 UTC 版)
重力式はケーソン・セルラーブロック・L型ブロックなどの壁体を基礎捨石の上に設置し、その重量によって安定性を保つ岸壁形式である。壁体の背後には裏込石が置かれ、さらにその背後には土砂で埋められている。そのため重力式は波浪や船舶着岸時の衝撃への耐性が高く、非常に堅固だが壁体を安定して設置するため、地盤が軟弱で大水深の場所には適さず、地震に弱いのが欠点である。
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