連鎖的作用とは? わかりやすく解説

連鎖的作用

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/11 14:10 UTC 版)

信号刺激」の記事における「連鎖的作用」の解説

上記トゲウオにおいて、縄張り入ったのが雌の場合、雄は雌の前で特有のジグザグダンスを繰り広げる。それを見た雌は、産卵準備整っていれば雄の後にしたがって巣に入り産卵するそうすると雄は雌の後について巣に入り放精する。このように互い行動相手次の行動誘発する形で、配偶行動完結するまで続いて行く。 つまり、ある信号刺激きっかけ本能行動が行なわれると、それが新たな信号刺激となり、次の本能行動引き起こすという連鎖が、より複雑な本能行動支えているものと考えられる言い換えれば本能行動は、全体見れば極めて合目的的動物にはその行動の意味分かっているように見えるが、実際それぞれの局面においては単なる信号刺激対す個体反応しかない

※この「連鎖的作用」の解説は、「信号刺激」の解説の一部です。
「連鎖的作用」を含む「信号刺激」の記事については、「信号刺激」の概要を参照ください。

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