通信国と通商国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/18 20:47 UTC 版)
江戸時代の鎖国体制下で関係を保っていたオランダ・清・朝鮮・琉球4ヵ国のうち、正式な国交のある朝鮮・琉球を通信国と呼び、正式な国交がなく、通商関係のみであったオランダ・清を通商国と呼ぶ。 「通信国」である朝鮮・琉球との外交・貿易は、対馬藩の宗氏および薩摩藩の島津氏がそれぞれを仲介する形で成り立っていたが、これに対し「通商国」たるオランダ・清との貿易は、幕府直轄地である長崎において長崎奉行の監督下で行われていた。
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