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近藤大介 (評論家)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/28 09:36 UTC 版)

近藤 大介
(こんどう だいすけ)
生誕 1965年(59 - 60歳)
日本埼玉県
国籍 日本
教育 東京大学教育学部卒業
職業 ジャーナリスト
活動期間 1989年 - 現在
代表経歴 現代ビジネス編集次長
肩書き ジャーナリスト
配偶者
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近藤 大介(こんどう だいすけ、1965年 - )は、日本のジャーナリスト

現代ビジネス編集次長、現代ビジネスコラムニスト明治大学国際日本学部講師、国際情報学修士。埼玉県出身。

来歴

埼玉県立浦和高等学校[1]出身。1989年、東京大学教育学部卒業後の同年4月、講談社に入社。新入社員向けの書店研修等を経て同年6月1日付にて、「FRIDAY」編集部に配属[2]。妻は中国人であり、北京留学時、近藤に中国語を教えてくれた教師であった[3]

その後「週刊現代」編集部、1995年から1996年にかけて北京大学へ留学。「週刊現代」副編集長を経て、2009年7月、講談社(北京)文化有限公司に現地代表、副社長として北京に出向する[4]。2011年3月の東日本大震災を機に、多数の現地メディアで日本解説を行う。

2012年迄現地に駐在し、日本に帰国。帰国後、「週刊現代」の編集次長に昇進したが、その後も中国紙『経済観察報』で隔週コラムを受け持った[2] (2023年10月に終了)。

2008年から明治大学国際日本学部講師として東アジア国際関係論の授業を受け持っており、約400人の学生を抱え、学部一のカリスマ講師として知られる。2023年より「現代ビジネス」編集次長。

「現代ビジネス」の連載第1号として、2010年4月から「北京のランダムウォーカー」の連載を開始。「毎週1万字の中国解説」を掲げ、2025年9月に連載800回となる。「JBプレス」の「東アジア『深層取材ノート』も2025年10月に連載300回となる。『週刊現代』に「中国の深層」を連載中。YouTube『近藤大介チャンネル』『ニューソク』でも数十万人の視聴者を持つ。

著書

  • 『北京大学三ヵ国カルチャーショック』講談社 1997
  • 『北朝鮮を継ぐ男 革命家・朴甲東の80年の軌跡』草思社 2003
  • 『日本よ中国と同盟せよ! 2020年、日中同盟が世界を変える』光文社 2006
  • 『東アジアノート 小泉訪朝同行記』ランダムハウス講談社 2006
  • 『日・中・韓「準同盟」時代 東アジアが世界の中心になる』光文社 2009
  • 『「中国模式」の衝撃 チャイニーズ・スタンダードを読み解く』平凡社新書 2012
  • 『対中戦略 無益な戦争を回避するために』講談社 2013
  • 『日中「再」逆転』講談社 2013
  • 『深紅の華 北京特派員右田早希』廣済堂出版 2013
  • 『「中国」の読み方――北京のランダム・ウオーカー 2012~2013セレクション』講談社 2013
  • 『日・中・韓 ― 3国関係を読む』メディアタブレット 2013
  • 『ダボス・イン・チャイナ~世界経済を決定づける中国版ダボス会議の全貌』メディアタブレット 2013
  • 習近平は必ず金正恩を殺す』講談社 2014
  • 『中国人の常識は世界の非常識』ベスト新書 2014
  • 『金正恩の正体 北朝鮮権力をめぐる死闘』平凡社新書 2014
  • 『「北京女性」24人の肖像』メディアタブレット 2015
  • 『中国経済「1100兆円破綻」の衝撃』講談社+α新書 2015
  • AIIB不参加の代償』右田早希 ベスト新書 2015
  • 『パックス・チャイナ 中華帝国の野望』講談社現代新書 2016
  • 『活中論』講談社 2017
  • 『大国の暴走』渡部恒雄、小泉悠との共著 講談社 2017
  • 『未来の中国年表』講談社現代新書 2018
  • 『2025年、日中企業格差』PHP新書 2018
  • 『習近平と米中衝突』NHK新書 2018
  • 『ファーウェイと米中5G戦争』講談社+α新書 2019
  • 『中国人は日本の何に魅かれているのか』秀和システム 2020
  • 『アジア燃ゆ』MdN新書 2020
  • 『ファクトで読む米中新冷戦とアフター・コロナ』講談社現代新書 2021
  • 『台湾vs中国 謀略の100年史』ビジネス社 2021
  • 『ふしぎな中国』講談社現代新書 2022
  • 『日本人が知らない! 中国・ロシアの秘めた野望』廣瀬陽子氏との共著 ビジネス社 2023
  • 『進撃の「ガチ中華」』講談社 2024
  • 『尖閣有事』中央公論新社 2024
  • 『ほんとうの中国』講談社現代新書 2025

脚注

  1. ^ 週刊朝日』1985年3月29日「東大合格者高校別」
  2. ^ a b 体当たり取材で見えてきた 中国メディアの奥深い世界 近藤大介(講談社「週刊現代」編集次長)”. 「Journalism」7号(朝日新聞社) (2013年7月12日). 2018年5月1日閲覧。
  3. ^ 近藤大介1997『北京大学三ケ国カルチャーショック』講談社
  4. ^ 『「中国模式」の衝撃』著者紹介

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