車骨鉱(Bournonite)

Mine #6,Baia Sprie,Maramures,Romania
PbCuSbS3 画像の幅約2cm
黄色の黄鉄鉱上に鋼灰色の車骨鉱が付いた標本です。
車骨(歯車)に似た歯車状集合体になることが多いことから
車骨鉱と名付けられました。
車骨鉱(Bournonite)

Pachapaqui,Peru
PbCuSbS3 画像の幅約4cm
凸凹があり歯車(車骨)に似た外観をしている事から車骨鉱と名付けられました。
車骨鉱
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/02 05:24 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動車骨鉱 | |
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分類 | 硫化鉱物 |
化学式 | CuPbSbS3 |
結晶系 | 斜方晶系 |
へき開 | なし |
モース硬度 | 2.5-3 |
光沢 | 金属光沢 |
色 | 鋼灰色 |
条痕 | 灰黒色 |
比重 | 5.8 |
プロジェクト:鉱物/Portal:地球科学 |
車骨鉱(しゃこつこう、bournonite)は組成式CuPbSbS3と表され、主に鉛からなる斜方晶系の硫塩鉱物(硫化鉱物)である。フランスの鉱物学者ジャック・ルイ・デュ・ブルノンにちなみ命名された。和名は双晶を繰り返すために凸凹があり、車骨(歯車)に似ていることからついたという(ただし、双晶しないものもある)。
日本では極僅かしか産出しないが産出箇所は多く、埼玉県の秩父鉱山・石川県の倉谷鉱山などが知られている。
関連項目
参考文献
- 松原聰 『フィールドベスト図鑑15 日本の鉱物』 学習研究社、2003、ISBN 4-05-402013-5。
外部リンク
- Bournonite(mindat.org)
- Bournonite Mineral Data(webmineral.com)
固有名詞の分類
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