豹皮の騎士とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 豹皮の騎士の意味・解説 

豹皮の騎士

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/10 14:01 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

豹皮の騎士』(ひょうがわのきし、グルジア語:ვეფხისტყაოსანი 転写Vepkhist'q'aosani 、ヴェプキストカオサニ)は、ショタ・ルスタヴェリによって12世紀から13世紀にかけて書かれたグルジア語の叙事詩。1500を越える連から成る長編である。当時のグルジアの女王タマルに捧げられた。

アラブ王ロステワンの家臣アフタンディルが、旅先で出会ったインドの王子タリエル(豹皮の騎士)がインドの王女ネスタン・ダレジャンを捜し求めるのを助け、自身もアラブの王女ティナティンと結ばれるまでを描いた物語

現在知られているもっとも古い写本は16世紀のものである。1712年トビリシで王ワフタング6世によって初めて印刷された。これまで、日本語を含む数多くの外国語に翻訳されている。

関連項目

日本語への翻訳

日本語訳はともにロシア語訳からの重訳である。

  • 袋一平
    • 『虎皮の騎士』(理論社、1972年)
    • 『虎の皮を着た勇士』(講談社、1975年)
  • 大谷深訳『豹皮の勇士(逐語訳版)』(DAI工房、1990年)



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「豹皮の騎士」の関連用語

豹皮の騎士のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



豹皮の騎士のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの豹皮の騎士 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS