谷俊彦 (作家)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 谷俊彦 (作家)の意味・解説 

谷俊彦 (作家)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/31 04:37 UTC 版)

谷 俊彦(たに としひこ)は名古屋市出身の作家、無機材料研究者。東京大学大学院修士課程修了(金属工学)、イリノイ大学大学院修士(セラミック科学)および博士課程(材料科学)修了[1]

1984年毎日21世紀賞優秀論文賞、1986年小説新潮新人賞、1993年「2001年への提言」最優秀論文賞、2004年日本セラミックス協会学術賞、を受賞[1]

小説新潮新人賞受賞作「木村家の人びと」は、1988年に「木村家の人びと」として映画化された。また、小説「東京都(ひがしきょうと)大学の人びと」は、1996年に「That's カンニング! 史上最大の作戦?」として映画化された。この他、小説「駱駝市役所の人びと」は、1995年に「世にも奇妙なミステリー1 駱駝市役所の人びと 夜の女子トイレ殺人事件[2]」としてテレビドラマ化された。

エピソード

1999年から2002年にかけて、ティー・アイ・シィー社刊「MATERIALS INTEGRATION」に、「エレクトロニック・ショート・ショート・カタログ」と題して、ショートショートSFを3年間36回連載した[3]。このうち、35回分に新作5話を加え、単行本「エレクトロニック・ショート・ショート・カタログ[3]」として刊行した。

2000年から2001年にかけて、日本ファインセラミックス協会の技術情報誌「FCレポート」に、「FC (Foreign Culture) Report」と題して、イリノイ大学留学中のエピソードを12回連載した。

作品

  • 木村家の人びと』(新潮社、1995年) 『東京都大学の人びと』(新潮文庫、1996年)と改題し、再刊。中国語(繁体字)訳は、『搶錢家族』(実学社出版、1996年)
  • 『エレクトロニック・ショート・ショート・カタログ』(ティー・アイ・シィー、2003年)

関連作品

映画

テレビドラマ

脚注

  1. ^ a b Itanshatachi no chosen : Toyotahatsu bencha kigyo daichigo kuto no kiseki.. Susumu Abe, 賛 安部. Gentoshamediakonsarutingu. (2019.10). ISBN 978-4-344-92181-8. OCLC 1128251880. https://www.worldcat.org/oclc/1128251880 
  2. ^ 世にも奇妙なミステリー1 駱駝市役所の人びと 夜の女子トイレ殺人事件 テレビドラマデータベース”. Furusaki Yasunari. 2021年5月4日閲覧。
  3. ^ a b 『エレクトロニック・ショート・ショート・カタログ』ティー・アイ・シィー、2003年5月15日、348頁。 

外部リンク

谷俊彦のnote クリエイター・ページ




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  谷俊彦 (作家)のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「谷俊彦 (作家)」の関連用語

谷俊彦 (作家)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



谷俊彦 (作家)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの谷俊彦 (作家) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS